京都の紅葉“穴場”スポット
伏見編・紅葉と伏見の日本酒を嗜む「口福眼福」の旅

伏見は豊臣秀吉が伏見城を築き、江戸時代は幕府直轄地となり、京都から伏見を結ぶ高瀬川を開削し、伏見からは宇治川と淀川へ経て大阪を水路で結び、日本最大の河川港となった商業都市であり宿場町。
日本で最初に銀座が置かれ、商業・運輸業の一大拠点として栄え、幕末には新選組や坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通をはじめとした志士たちが駆け抜けた町。
日本有数の日本酒の町でもあり、かつて「伏水」とも記され、伏見七名水と称される日本酒醸造に適した湧水があり、兵庫の灘、広島の西条とならび日本三大酒どころとしても全国的に知られています。
今年の秋は、伏見の町で伏見の銘酒と紅葉観賞を一緒に楽しむのはいかがですか?


伏見の紅葉スポット(クリックすると詳細記事に遷移します)

・醍醐寺(幻の醍醐の紅葉狩り)
・城南宮(遅めの紅葉穴場スポット)
・伏見桃山城(天守を彩る紅葉)
・伏見十石船(船上から眺める紅葉)
・長建寺(名水が湧く寺院の紅葉)
・伏見稲荷大社(狛狐と紅葉)
★日本酒飲み比べスポットはこちら




醍醐寺(幻の醍醐の紅葉狩り)の詳細記事


城南宮(遅めの紅葉穴場スポット)の詳細記事

伏見桃山城(天守を彩る紅葉)の詳細記事


伏見十石船(船上から眺める紅葉)の詳細記事


長建寺(名水が湧く寺院の紅葉)の詳細記事


伏見稲荷大社(狛狐と紅葉)の詳細記事


伏見の日本酒飲み比べスポット

伏水酒蔵小路

日本酒Barと8つの飲食店が一緒になった横丁スタイルの複合施設。
目玉は唎酒師がセレクトした伏見の18蔵全ての日本酒の飲み比べができる「十八蔵のきき酒セット」です。
飲む順番にあわせて前半は「軽めの食事に合う冷酒」の銘柄、中盤から後半には「しっかりとした料理に合う常温」の銘柄、時間をかけて、最後まで美味しい状態で料理とお酒が楽しめるように提供するこだわり。
料理の出前システムがあるので、全店舗のメニューの注文が可能なのも嬉しいところ(出前できないメニューもあり)。〆には酒粕ラーメンや酒粕アイスもあり、存分に伏見の日本酒を堪能できます。
◆詳細情報はこちら
https://fushimi-sakagura-kouji.com


月桂冠大倉記念館

伏見酒蔵エリアで現存する酒蔵の建物の中で最も美しい建築物が月桂冠大倉記念館。
伏見十石舟の乗船場(弁天橋)からすぐの場所にあり、館内では月桂冠の創業からの歴史と現在に続く物語、酒造りや酒文化の歴史についての興味深い展示や歴史的価値の高い酒造道具の展示があります。
中庭からは月桂冠最古の酒蔵「内蔵」の外観(2022年8月現在、内蔵見学は休止中)が楽しめ、伏見の名水「酒水」がこんこんと湧出ています。利き酒エリアでは月桂冠日本酒のうち、季節ごとにご用意した約10種類の利き酒ができます。入館料には利き酒トークンが3枚セットになっており、1枚に付き1種類の利き酒ができます。
ショップでは記念館限定の日本酒、奈良漬や酒まんじゅうなどが購入可能。
※入館見学はインターネットによる事前予約をお願いしています。
◆詳細情報はこちら
https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/

キザクラカッパカントリー

キザクラカッパカントリーと黄桜酒造本社・東山酒造がある塩屋町界隈は、昔ながらの酒蔵の雰囲気が残るエリア。
黄桜は京都で初めて地ビール(クラフトビール)を醸造した蔵元です。
施設内にあるレストランでは、お食事と共に黄桜の様々な日本酒の飲み比べと地ビールの飲み比べが同時に楽しめます。
メニューも酒蔵直営だけあり「酒粕」を用いたメニューもあり、酒粕ラーメンも味わえます。
開放感のある中庭にはテーブルと椅子が用意されているので、天気の良い日はのんびり屋外で利き酒を楽しむのもいいですね。
◆詳細情報はこちら
https://kizakura.co.jp/restaurant/country/index.html

藤岡酒造 酒蔵Barえん

藤岡酒造は伏見で最も小さな酒蔵で銘柄は蒼空(そうくう)。
生産量が少なく、人気が高いので飲める場所も販売店も限られています。
藤岡酒造には「酒蔵Barえん」が併設されており、ガラス越しに蔵内の発酵タンクを見ながら利き酒が楽しめます。
定番の「純米 美山錦」は是非味わいたい一杯です。酒蔵Barえんは席数が少ないため、週末や観光シーズンは満席の場合もありますのでご注意ください。
大人数の訪問では一度に入店できない場合もあります。
◆詳細情報はこちら
http://www.sookuu.net/index.html

伏見夢百衆

伏見夢百衆は、大正8年(1919年)に建てられ、平成5年まで実際に使用されていた月桂冠株式会社の旧本店社屋のレトロな建物を活用したカフェ兼お土産ショップ。
天井が高く大正浪漫あふれるカフェでは、伏見に所在する17の蔵元から、選りすぐりの17銘柄の日本酒の飲み比べ「きき酒会」を実施しています。
カフェでは日本酒の他に、清酒アイスクリーム、酒まんじゅう、酒粕あんトーストなど日本酒にちなんだメニューも取り揃えています。
隠れた名物メニューが「酒粕あんトースト」。キツネ色に焼かれたトーストの上には、焼いた酒粕とあんこが乗せられています。
酒粕は焼かれており、クリームのようにやわらかな状態なので、酒粕とあんこを混ぜ合わせて食べます。
酒粕とバターの風味とあんこの甘さが混然一体となった味はクセになる味わいです。
◆詳細情報はこちら
https://www.instagram.com/yume100syu/

吟醸酒房油長

吟醸酒房油長(あぶらちょう)は、大手筋商店街の中にある、伏見の全蔵元十八社の限定酒、吟醸酒、大吟醸酒をはじめとした約80~90種類、季節限定酒などを合わせると100種類以上が揃う老舗の酒屋さん。
店舗の奥が利き酒カウンターとなっており、グラスで一杯の他、お猪口サイズでお好きな日本酒を3種類選んで飲み比べができます。
追加注文も可能で少量ずつたくさんの種類を飲み比べできます。
なかなかお目にかかることができない貴重な熟成古酒もオススメ。
利き酒の後は、気に入った日本酒を購入できるのが酒屋さんでの利き酒のメリットですね。
◆詳細情報はこちら
http://aburacho.jp

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)