山科疏水(琵琶湖疏水)の紅葉♪全長約4km続く紅葉の並木道(京都山科)

山科疏水は、明治23年(1890年)に完成した琵琶湖と京都を結ぶ人工の水路「琵琶湖疏水」の山科エリア(約4km)での名称です。
2025年8月27日、琵琶湖疏水のうち5つの施設(第一隧道、第二隧道、第三隧道、インクライン、南禅寺水路閣)が国宝に、その他24か所の施設が重要文化財に指定されました。
近代の土木構造物としては初めて国宝指定されました。
疏水沿線は、桜の名所として知られていますが、実は秋の紅葉も見事です。


【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~11月下旬
山科疏水沿いには多くのカエデが植えられており散策路を歩けば、まるで“紅葉のトンネル”を通っているかのよう。
紅葉のハイライトは毘沙門堂から西へと向かい、本圀寺あたりまでです。
途中の山科展望広場からは山科盆地が一望の絶景が目を楽しませてくれます。
疏水沿線には、毘沙門堂・山科聖天・安祥寺(限定公開)・本圀寺と、紅葉の名所の寺院が点在しており、まるまる1日存分に紅葉が楽しめます。

びわ湖疏水船からの紅葉

期間限定で、大津から京都の蹴上までを巡る「びわ湖疏水船」が運航しています。
船上から眺める紅葉のトンネルの眺望は格別。紅葉のシーズン期、琵琶湖疏水船は大変混みあうので早めの予約がおすすめです。
乗船予約は、びわ湖疏水船公式ウェブサイトから。
【びわ湖疏水船公式サイト】
https://biwakososui.kyoto.travel/

安朱川水路橋【重要文化財】

山科盆地を北から南へと流れる安祥寺川と、琵琶湖疏水が交差するでは、川の流れを遮らないよう、南禅寺の水路閣(国宝指定)と同様に水路橋を設けることで、疏水路を立体交差させています。
この立体交差は、通称「安祥寺水路閣」とも呼ばれています。

まだまだあります♪
★山科紅葉の穴場スポット一覧をチェック

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名山科
スポット名山科疏水(琵琶湖疏水)
所在地京都市山科区の山科疏水一帯
※約4kmの遊歩道
アクセスJR山科駅、地下鉄東西線山科駅、京阪大津線山科駅下車、徒歩約10分
URLhttps://biwakososui.city.kyoto.lg.jp/place/detail/10