岩屋寺の紅葉♪大石内蔵助ゆかりの寺院は紅葉の絶景(京都山科)

岩屋寺(いわやでら)は山科盆地が一望の高台に佇む曹洞宗永平寺派の寺院。平安時代に山科神社の神宮寺として創建され、元は天台宗であったが曹洞宗に改宗。
江戸時代に赤穂事件(忠臣蔵)にて、大石内蔵助(大石良雄)が吉良邸討ち入り前に隠棲した地として伝えられ、別名「大石寺」とも呼ばれており、忠臣蔵ファン垂涎の寺院です。
本尊は内蔵助の念持仏の不動明王像。周りには四十七士の位牌が並べられています。
宝物殿には大石内蔵助(大石良雄)が使用した文机や鍵付き貴重品箱、槍、茶道具などの遺品が保管、展示されています。
毘沙門堂には、赤穂四十七士の像が安置され、寺坂吉右衛門が持ち帰ったという内蔵助の遺髪が納められた遺髪塚、大石内蔵助手植えの紅梅も残っています。
茶室「可笑庵」は、内蔵助の邸宅の古材を用いて作られた茶室は、邸宅の古材で造られたもの。
隣接して、大石内蔵助をはじめ赤穂浪士を祀る大石神社があります。
【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬
参道の石段を覆う、真紅のカエデと黄金色のイチョウのコントラストが見事です。石段の前方は広々とした庭園があり多くのカエデの木が植えられています。岩屋寺は高台にあるので紅葉越しの山科盆地の絶景を楽しむことができます。

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名 山科
スポット名 岩屋寺
所在地 京都市山科区西野山桜ノ馬場町96
拝観時間 9:00~16:30
拝観料 500円
アクセス JR京都駅から京都醍醐寺ラインまたは、JR山科駅前から京阪バス29番大宅行き、四条京阪から京阪バス醍醐ターミナル行き乗車、大石神社バス停下車徒歩8分
TEL 075-581-4052