くろだの朝市を開催(京都京北黒田の里)

京都市右京区京北(京北)の黒田地域では、“黒田の秋ににぎわいを”と25年間続いてきた「黒田ふれあいまつり」にかわって、3年前に誕生した「くろだの朝市」がこの秋も開かれます。高齢化や人口減少が進む中で、ささやかでも何かを続けていこうと有志が集まり、旧黒田小学校のグラウンドに小さなテントや軽トラを並べて開催します。
地元農家の野菜やお米、お弁当、焼き芋やお魚などの店が出店されます。地元農家さんの野菜やお米も販売いたします。また、サツマイモや里芋の収穫体験農園もあります。グラウンドのオープンスペースではアイリッシュミュージックライブ、大正琴の演奏、グラウンドゴルフの体験もできます。秋の気配が濃くなった京北黒田に、澄んだ空気を吸いにお越しください。
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック

くろだの朝市~開催要領~

■開催日時:2022年10月30日(日)9:00~14:00 ※小雨決行・荒天中止
■開催場所:旧黒田小学校グランド(京都市右京区京北宮町宮野)
■開催内容:
・地元野菜の販売、各種フード・ドリンク等の出店、フリーマーケット
・ステージイベント 大正琴生演奏(11:00~)、アイリッシュミュージックライブ(11:30~)
・グラウンドゴルフ体験(参加体験でお菓子つかみ取り/中学生以下対象)
■出店者一覧(変更となる場合もあります)
・黒田バンド:生ビール、フランクフルト
・よしみちゃんのたこ焼き:たこ焼き
・モリモト鮮魚店:海鮮丼、鮮魚加工品
・21くろやま塾:焼き芋
・ユリベーカリー:サンドイッチ、焼き菓子
・フィディックリンク:鹿カレー
・サンダイコー移動販売車:総菜、日用品など
・きくやカフェ:弁当
・やおごころflower:芋煮、玉こんにゃく、ラフランスのコンポート
・あっこの無添化ベジキムチ:キムチ、キンパ
・鍬人:ロケットストーブパン
・おーらい黒田屋:野菜、フリーマーケット
・あらい農園:野菜、芋掘り体験
・よしだのはたけ:野菜、フード
・大和田信也:野菜
・澤鈴子:野菜
・三間次代:野菜
・原田農園:野菜、梅ジュース、わら細工
・高齢者福祉西院:木工品、パン
・happa屋:花いけ
・天然石のある暮らし:天然石ブレスレット
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック

黒田の里ってどんなとこ?

京都市内でシーズン最後の花見を楽しめる、樹齢300年を超える「黒田百年桜」で知られる、黒田地区は、京都市右京区京北の最東部に位置し、北と東は左京区の広河原と花背地区、南は左京区鞍馬、北区雲ヶ畑地区に接しています。京北地域の中でも上桂川の最上流域にあたり、支流の灰屋川、片波川が合流する場所。地域の面積の9割を山林が占め、昔から林業が盛んな地。このエリアは京都市内と比べ気温が5度前後低く、冬には40~50センチの積雪となることも。
京北の山国、黒田、左京区の花背、広河原一帯は、平安時代から山国杣(やまぐにそま)として天皇家の直轄地である禁裏御料(きんりごりょう)に指定され、平安京造営以来、都への用材の供給地でした。黒田は、山国杣のなかでも大布施杣に属し、その中心的存在でした。片波川源流域の伏条台杉群に代表されるように、現在も大きい杉の株が残り、最大級の杉はは樹齢は約1200年にもなり、平安時代から生き続けていることから「平安杉」とも呼ばれています。
禁裏へ木材を貢納する傍ら、宮中の年中行事の際をはじめ、頻繁に、鮎、粽(ちまき)、餅、柿、菜、檜皮(ひはだ)、樒(しきみ)などを持参したことを、天皇の側近の女官が室町中期から江戸末期までに書き継いだ「御湯殿上日記(おゆどののうえにっき)」には記されています。夏には、鮎を生きたまま夕方から翌朝にかけて御所まで運んでいました。その鮎は「献上鮎」と称され、幕末まで宮中の人々の舌を唸られたと言われています。

スポット情報

エリア名京北
イベント名くろだの朝市
開催場所旧黒田小学校グランド
所在地京都市右京区京北宮町宮野
アクセス京都駅、二条駅、阪急大宮駅からJR西日本バス周山行に乗車、終点の周山にて京北ふるさとバス山国・黒田線に乗車、宮バス停下車すぐ。
開催日時2022年10月30日(日)9:00~14:00 ※小雨決行・荒天中止
TELくろだの朝市実行委員会
090-1157-2764(新井)/090-7363-1563(岩浅)
URL<http://ohraikurodaya.sakura.ne.jp
Facebook<https://www.facebook.com/profile.php?id=100086577601516
Instagram<https://www.instagram.com/Kuroda_no_Asaichi/

(掲載日:2022年10月24日 情報提供:京北商工会