大原野を代表する農産物と言えば、何と言っても「竹の子」です。京都西山産の竹の子は高級料亭で使われたり、贈答品での消費が多いそうです。「大枝柿(おおえのかき)」は大ぶりで甘みが強い富有柿で、知る人ぞ知る京都市名産の果物。収穫量が少ないため、地元直売所での販売がメインとなり一般市場に出回ることは稀な柿です。一度味わうと、毎年買いに訪れるリピーターが多いとか。夏野菜の代表と言えば“千両なす”。「京都茄子」ブランドで出荷されており、濃い紫色とツヤが特徴。
秋の七草の一つ「フジバカマ」は、環境省が「準絶滅危惧種」に指定しており“幻の花”とも呼ばれています。大原野では平成10年に貴重な野生種が発見され、住民の方々が保全に取り組んでいます。