抹茶菓子こばやし♪隠れた抹茶菓子の名店~京都西京・桂~

京都には、抹茶を用いた和菓子、洋菓子を看板商品んしているお店が数えきれないぐらいあります。
その中でも、西京区の桂にある「抹茶菓子こばやし」は、ハイクオリティなのに超絶プライスのお店。
「知る人ぞ知る隠れた名店」とは、まさにこのお店のためにある言葉と言っても過言ではりません。
営業日も営業時間も限られており、ハードルはやや高めですが、京都市内に来たら、わざわざ行く価値がある、いやこの店に抹茶菓子を買うために訪れる価値がある抹茶スイーツの名店です。
これ以上知られると、さらに購入困難になりますが、京都好きの方だけにこっそり教えます。
※抹茶シュークリームは販売休止となっていますのでご注意ください。

一見すると普通の住宅?

お店は阪急電車京都線・桂駅西口から北に向かって歩いて徒歩約8分の住宅街の中の奥まった場所にあります。
一見すると普通の住宅にしか見えませんが、抹茶色の暖簾と看板が目印です。
近くにはイタリア料理レストランの名店「ピッコロモンド ヤマダ」がありますのでこちらを目指せばわかりやすいかもしれません。

値段にびっくり!

暖簾をくぐるとひと一人がやっと入れるスペースにカウンターがあるのみ。
店舗と言ってもお菓子の陳列は無く、手書きのシンプルなメニュー表(お品書き)がカウンターに置かれているだけです。
初見の方には少々わかりにくいかもしれませんが、安心してください。どれを買ってもハズレ無しです。
メニューの価格を見てびっくり、本当にこの値段でいいの?と思うほどリーズナブル、令和なのに昭和の時代のような価格設定です。
商品内容はお店の方に聞けば丁寧に教えてくれます。注文後、奥の冷蔵庫から商品を取り出してくれるシステムです。
開店早々に訪問したので、抹茶系統のお菓子は全種類フルラインナップ、お茶系統のお菓子を全種類購入しました。
閉店時間を待たずに売切れ必至ですので、早い時間の訪問をおすすめします。
残念ながら、一番人気であった「抹茶シュークリームクリーム」は販売中止となっています。
店主にお伺いしたところ、もう再販はしないそうで、幻の逸品となってしまいました。
※季節によって作っていないお菓子がありますのでご注意ください。
※料金表・販売商品は2025年3月時点のものです。

イチ押し♪抹茶フリアン

一番の感動は「抹茶フリアン」でした。
販売中止になった幻の抹茶シュークリームにも勝るとも劣らない美味しさです。実際に、このフリアンは想像を超える破壊的な美味しさです。
抹茶が香るしっとりとした生地の中には抹茶チョコレートが入っていて、風味も味も食感のアクセントも抜群。これはまさに抹茶菓子界のリーサルウエポン、最強の抹茶菓子と言っても過言ではありません。
フリアンとはフランス語で“美味しい”や“美食家”の意味で、アーモンドパウダー、バター、砂糖などで作られた焼き菓子。ちなみに長方形の型(インゴット型)で焼くとフィナンシェと呼ばれるそうです。

どのお菓子もメジャー級

抹茶バターケーキをはじめ、抹茶サンド(抹茶チョコサンド)、抹茶古木(トリュフ)、抹茶リーフ(板チョコ)すべての販売している商品の価格設定がおかしいとしか言えません。
抹茶バターケーキは、ほろ苦い濃厚な抹茶の味わいを堪能できます。
抹茶サンドは、抹茶チョコをサンドしたクッキーでサクッとした食感と抹茶クリームのコントラストが楽しめます。
抹茶古木は、いわゆる抹茶の生チョコで、口どけのよい抹茶味のガナッシュを抹茶味のクーベルチュール・チョコレートでコーティングし、抹茶をまぶしたものです。
この美味しさは文字では伝えきれません。是非一度、ご自身の舌でお確かめください。

ほうじ茶バターケーキはしっとり生地に独特の香ばしさが絶妙です。
ココナツケーキはココナツの入ったプレーンケーキにココナツ風味の保わイイとチョコレートがコーティングされた「ココナツ」づくしの逸品です。

販売休止になった幻の抹茶シュークリーム

もう味わうことができない販売中止となった、幻の逸品「抹茶シュークリーム」です。
販売当時は、なんと1個税込みで100円でした。
甘さ控えめのカスタードクリームに濃厚抹茶がたっぷり練り込まれています。
さすが、看板メニューで一番人気だけあって貫禄の超ハイレベルな味わいでした。
甘さも控えめで、一気に10個は、食べられそうなくらいでした。

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

スポット情報

エリア名西京
スポット名抹茶菓子こばやし
所在地京都市西京区桂艮町17
営業日火曜・水曜・金曜・土曜日(月曜・木曜・日曜定休)
営業時間13:00〜17:00(売り切れ次第閉店)
アクセス阪急京都線桂駅西口から徒歩8分
TEL075-381-3842