「日本酒や“おいなりさん”だけじゃない」と言いながらも、伏見に来たならやはり日本酒は外せませんね。利き酒にもってこいのお店が「伏見酒蔵小路」、「伏見夢百衆」(ともに納屋町商店街)「吟醸酒房油長」(伏見大手筋商店街)の3店舗です。なかでも伏見酒蔵小路では伏見にある18蔵の利き酒が一度にできる『十八蔵のきき酒セット「粋酔」』があり日本酒好き垂涎の的。伏見夢百衆ではサーマルタンク(日本酒専用密閉型冷蔵タンク)を用いた量り売りをされており、飲みたい量だけを購入できるシステム。さすが日本三大酒処のひとつだけあり、利き酒や日本酒購入にも気が利いていますね。
酒とともに美味しい料理を楽しめる2軒をご紹介。1軒目は、近鉄京都線・ 桃山御陵前駅高架下の「酒房わかば」。店主とお母さんの和やかな掛け合いを見ながらの魚介・おばんざいに舌鼓、サッカーファンも訪れる賑やかなお店です。2軒目は、伏見の酒造りの技や日本酒の歴史がよくわかる「月桂冠大蔵記念館」の隣にある「吉招庵」。祇園の有名店で修業された店主の日本料理は伏見のお酒によく合います。ランチタイムならリーズナブルな価格で本格的な和食の味が楽しめますよ。お店のすぐ横には「伏見十石舟」の乗船場があり、船頭さん案内で伏見の町並みを船上から楽しめます。
忘れてならないのが、京都人のパン好き!もちろん伏見人もパンが大好きです。銀座町(実は日本初の銀座があった場所)にある「アンジュール(UN JOUR)」は旬の美味しさを大切にしたパン屋さんで、石臼挽き全粒粉などをこだわりの食材を用いた本格派、生地の風味も最高クラス。レトロ系パン屋さんの京都筆頭格「ササキパン本店」は京都で4番目に古いパン屋さん。「メロンパン」のパッケージはメロメロになるぐらいの懐かしさです。
伏見エリア【隠れた観光地+グルメ編】はこちらをクリック⇒