長岡天満宮「節分祭」菅原道真公ゆかり学問の神様(2025年2月2日)長岡京
学問の神様・菅原道真公ゆかりの長岡天満宮では、暦の上では春の始まりである立春の前日に毎年「節分祭」が開催されます。
節分は、春夏秋冬の各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで「季節を分ける」ことを意味しています。
なかでも春は一年の始まりとされ、特に大切にされており、冬と春との季節の分かれ目に邪気を払い、無病息災を祈願します。
長岡天満宮の節分祭は、2025年2月2日(日)14時30分から本殿での神事を斎行後、15時頃から年男・年女(巳年)による特設舞台からの豆まきを行います。
【年男・年女(巳年)を募集中】
◎参加料:5,000円(撤下品:節分御札、宝船色紙、福豆、恵方巻をお渡しいたします)
※和服又はスーツでお願い致します
※参加希望の方は、1月20日(月)までに社務所までお申し込みください。定員になり次第締め切りいたします。
2025年1月30日(木)~2月2日(日)の期間、下記の特別授与品を授与いたします。
・福豆(福引付き):500円
・節分限定御札:1000円
・宝船色紙:2000円
【節分とは】
節分には、年齢の数だけ豆を食べて、1年間の幸せを祈ると言われています。豆を食べる理由は、米と同じエネルギー源で霊力を持つとされる豆をまくことで病や災いを祓い、その豆を食べることで力を授かると考えられたからです。
また、大豆は中国の古典に「鬼毒を殺し,痛みを止める」とも書かれており、豆は“魔目(まめ)”から、鬼の目にぶつけて魔滅(まめつ)することや、炒豆を用いるのは、炒るは“射る”に通じ「魔目を射って滅する」という意味のいう語呂合わせが由来とも言われています。
この風習は中国から伝わった、平安時代の追儺(ついな)、鬼遣(おにやらい)と呼ばれた宮中行事が元となり広まったとされています。節分は、2月3日というイメージが強いですが、年により2月2日や4日になることも稀にあります。
長岡天満宮ご由緒
長岡の地は菅原道真公が御生前に在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深い場所。
菅原道真公が太宰府へ左遷された時、この地にお立ち寄りになり「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故によって、公御自作の木像をお祀りしたのが長岡天満宮はじまりです。
創立年月は不明ですが、応仁の乱で兵火に罹り社殿が消失し、明応7年(1498年)に再建したとの記録が残っています。
皇室の崇敬が篤く、度々の御寄進御造営をうけ、寛永15年(1638年)には八条宮智忠親王によって「八条ヶ池」が築造されました。堤の両側には、樹齢百数十年のキリシマツツジが多数植えられており、その見事さは我が国随一とも言われ、まるで「真紅の壁」が聳え立つかのようです。
現在の御社殿(御本殿、祝詞舎、透塀)は昭和16年(1941年)に京都の平安神宮の御社殿を拝領移築したもの。
正面朱塗りの拝殿は既存の拝殿を増改築し、平成10年(1998年)秋に竣工。
平成23年(2011年)に御本殿が、京都府の登録有形文化財に指定されました。
また、平成24年には祝詞舎(弊殿)、透塀、手水舎(旧幣殿)等が長岡京市の登録文化財にそれぞれ指定されました。
(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
エリア名 | 長岡京 |
---|---|
イベント名 | 長岡天満宮 節分祭 |
開催日時 | 2025年2月2日(日)14:30~ |
開催場所 | 長岡天満宮 |
所在地 | 京都府長岡京市天神2-15-13 |
アクセス | 阪急京都線長岡天神駅西口より徒歩10分、 JR京都線長岡京駅より徒歩20分 ※両駅より長岡天満宮前を経由する路線バスもあります |
拝観料 | 境内自由 |
TEL | 075-951-1025 |
URL | https://nagaokatenmangu.or.jp/ |
https://www.instagram.com/nagaokatenmangu/ |
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