三栖神社火祭り行事「とんど(左義長)」2025年1月19日(伏見)
京都伏見の三栖(みす)神社は、天武天皇、伊邪那岐大神、応神天皇の三神をお祀りし、旧下三栖村の産土神として厚い信仰を集めている古社。
2025年1月19日(日)に正月の注蓮縄(しめなわ)や松飾り・書き初め等を一ヶ所に集めて焼く火祭り行事「とんど(左義長)」が行われ、無病息災、厄除け、学業成就を祈願いたします。
正月飾り等を納めていただくと、焚き上げられます。拝観料・参加費は無料ですのでどなたでもお越しください。
朝早い行事ですが、ご家族・ご友人をお誘いあわせの上、ご来社をお待ちしております。
■開催日時:2025年1月19日(日)7:00~
■開催場所:三栖神社本社(横大路下三栖)
※金井戸神社(三栖神社御旅所)では無く、三栖神社本社ですのでお間違いないようご注意ください
※京阪中書島駅から徒歩または、京都市バス下三栖バス停下車
■主催:下三栖青年会
■共催:三栖神社奉賛会
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック
どんどのスケジュール
早朝6時、まだ夜が明けぬ暁闇(あかときやみ)の中、神社に詣でた後、神主のつけた種火を各自の藁に移します。
炎が燃え上がると、上部に取り付けられている鉄線を引いて柱を倒します。燃えない縁起物として、柱の根本と上方部を切り出します。まずは、神社、地元の有志、神社関係役員等に配られます。
残りは70~80cmに切り、カケヤ(大型の木槌)で割ります。それを参拝者の方々が、とんどの火で焦がし「火除け」として持ち帰ります。
夜が明けると、灰の山のような残り火になります。昼前に小さくなった残り火を消し、灰などの後片づけをし行事は終わります。
とんど(左義長)とは?
とんどは、左義長(さぎちょう)とも呼ばれ、小正月に行われる火祭りの行事。通常、1月14日または1月15日に行われることが多い。
長い竹を組んで立て、その年の門松や注連飾、書き初め等を寄って焼きます。灰を持ち帰り自宅の周囲にまくと、その年のの無病息災、屋根にのせると火災除けになると言われています。書き初めを焼いた時に炎が高く上がると、字が上達すると言われています。
また、とんどの火で焼いた餅やお団子を食べる習慣が各地にあります。
とんど、左義長の言い方以外に、とんど焼き、どんど、どんど焼き、どんどん焼き、どんと焼き、さいと焼き、おんべ焼きと呼ぶ地域もあります。
三栖神社ご由緒
三栖神社は、旧下三栖村の産土神として古くから信仰を集めていおり、天武天皇、伊邪那岐大神、応神天皇の三神をお祀りしています。
ご由緒は飛鳥時代、天武天皇元年(672年)、大海人皇子(後の天武天皇)と大友皇子の間で皇位をめぐって起こった壬申の乱の際に、天武天皇がこの地を通過される時、村人が炬火(たいまつ)を点し歓迎したと言われています。
現在も毎年10月には大炬火に火が灯され、神輿巡幸の先導として竹田街道を巡行する「炬火祭」(たいまつまつり)が行われています。
現在の社殿と拝殿は慶長八年(1603年)に旧幕臣・角倉了以,加藤清正公の家臣・横地助之烝,三栖の郷士・藤林時次の三氏等の氏子が協力してて造営。境内のイチョウの木は幹周が約4.25m、樹高が約22.5mあり京都市の保存樹に指定されています。
イチョウの葉が散った境内は、まるで「黄金色のじゅうたん」を敷き詰めたような幽玄かつ幻想的な光景です。是非晩秋の時期にご来社してその風景をご覧ください。
また、三栖神社御旅所(金井戸神社)境内の末社「美女御前社」に祀られる市杵島姫命(イチキシマヒメ)は絶世の美女神として広く知られており、近年では、その美女神と三栖(Miss:女性)の語呂を掛けて、ご祭神の美の御利益をもとめて参拝される若い女性で賑わっています。
※御朱印・お札・お守りの授与などは本社ではなく、御旅所の金井戸神社にておこなっていますのでご注意ください。
(情報提供:下三栖青年会)
エリア名 | 伏見 |
---|---|
イベント名 | とんど(左義長) |
開催日時 | 2025年1月19日(日)7:00~ |
開催場所 | 三栖神社本社 |
所在地 | 京都市伏見区横大路下三栖城ノ前町83 |
アクセス | 京阪本線中書島駅下車、徒歩約25分、市バス中書島バス停から横大路車庫前行(19・20・22・81・南3・南5系統)乗車、下三栖下車すぐ |
拝観料 | 境内自由 |
TEL | 075-603-0085(金井戸神社/御旅所) |
チラシ | ダウンロードはこちらをクリック |
URL | http://misu.future-support.net/index.html |
X(旧Twitter) | https://twitter.com/Misujinjya |
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