墨染寺さくらまつり(2025年3月30日)夜桜ライトアップは3月26日開始(伏見深草)

DATE 03月30 2025 - 03月30 2025
TIME 10:00 AM - 4:00 PM

伏見深草の日蓮宗の寺院「墨染寺(ぼくせんじ)」は、別名「桜寺」とも称され、墨染桜の伝説のお寺として知られています。
毎年恒例「墨染寺さくらまつり」が、2025年3月30日()に開催されます。
当日は本殿ステージにて、少年少女合唱団のコーラス、キッズダンス、邦楽や大正琴の演奏など様々な音楽やダンスイベント、墨染ショッピング街による「マルシェ」を開催。
音楽とグルメで、お花見気分をより一層盛りたてます。
同日には、幻の大仏「伏見大仏」で知られる通常非公開の「欣浄寺(ごんじょうじ)」の特別拝観、墨染寺の庫裡(くり)では、深草点描絵巻、「mutsumi」布花の作品を展示します。
【夜ライトアップは3月26日から毎日実施】
桜の開花期間中の2025年3月26日(水)から4月上旬(桜が散る頃まで)の間、夜ライトアップを毎夜21時まで実施。
伏見墨染にて、春の幻想的な一夜をお過ごしください。皆様のお越しをお待ちしております。
※チラシのダウンロードはこちらをクリック

墨染寺さくらまつり概要


■開催場所:墨染寺(さくらまつり)、欣浄寺(伏見大仏特別拝観)
■開催日時:2025年3月30日()10:00~16:00
※欣浄寺の特別拝観は15:00まで、マルシェは16:00まで
■拝観料:無料(飲食・物販は個人負担)
■開催内容:
【墨染寺】
○ステージイベント(本殿)
10:00 開会
10:30 久我の杜少年少女合唱団&合唱団Youths
11:00 レインボーパラダイス(キッズダンス)
13:00 龍谷大学法学部による演奏
14:00 住吉地域女性会大正琴クラブ
15:00 島田とゆかいな仲間たち(歌声喫茶)
※演目変更の場合がございます
〇マルシェコーナー(10:00~16:00)
墨染ショッピング街のお店が大集合♪
・椿堂(抹茶)
・焼鳥いいね!!
・カーリーズバル
・SMILE STAR
・ANKH sandwich cafe
・フェデリーニ
・銭幸
・入谷酒店
・Fujinomori Beer &C
※マルシェは荒天時、中止する場合もあります
○展示コーナー:墨染寺庫裡(10:00~16:00)
・深草点描絵巻の展示
中田絢子嶋田裕司
・「mutsumi」布花の作品展示
・梅本ひとみ 色えんぴつ画展
【欣浄寺】
○特別拝観(10:00~15:00)
日本最大級の木造大仏「伏見大仏」を是非この機会に拝観ください
※当日は拝観無料
■主催:墨染さくらまつり実行委員会、墨染寺、リファイン桃山
■協賛協力:墨染ショッピング街
■お問い合わせ:075-642-2675(墨染寺)

墨染寺♪別名「桜寺」

◆2025年3月26日(水)から4月上旬(桜が散るまで)の間、夜ライトアップを毎夜実施
◆4月5日() 18:30から、日蓮宗雅楽会による雅楽演奏「夜桜を眺めながら聴く雅楽」を開催

墨染寺(ぼくせんじ)は、山号を深草山(じんそうざん)といい、平安時代に清和天皇の勅願により、摂政である藤原良房(よしふさ)が建立した貞観寺(じょうかんじ)がその前身です。
墨染の地名の由来と伝えられる「薄墨桜」の伝説は、良房の養子で太政大臣の藤原基経(ふじわらのもとつね)が亡くなり、この地に葬られた時、歌人の上野岑雄(かんつけのみねお)が「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け」と詠んだところ、薄墨色の桜が咲いたと伝えられています。
応仁の乱で、荒廃し衰退しましたが、安土桃山時代に「墨染桜の伝説」に感銘を受けた豊臣秀吉が寺領千石の土地寄進を行い、大僧都・日秀(にっしゅう)上人により再興されました。
「墨染桜」にちなみ寺号を「墨染桜寺」(ぼくせんおうじ)とし、御成間御殿や7つの子院・塔頭を有し繁栄しました。
江戸時代以降は次第に縮小衰退し、現在地へ移転、寺名も「墨染寺」となりました。
現在の墨染桜は4代目で薄墨色は見られませんが、薄紅色の可憐な花を咲かせています。
薄墨桜のほか、染井吉野、八重桜、御衣黄(ぎょいこう)などの桜が堂宇を桜色に染め上げます。
歌舞伎や謡曲の演目にもたびたび登場しており、本堂前には歌舞伎役者・2代目中村歌右衛門が明和5年(1768年)「墨染井」と記された御手洗鉢が寄進されています。
寺名は墨染寺(ぼくせんじ)ですが、最寄りの京阪電車の駅名は墨染(すみぞめ)駅です。

※伏見の桜の名所と日本酒利き酒スポット情報は下記URLをクリック
https://totteoki.kyoto.travel/28774/

欣浄寺♪日本最大級の木造大仏


◆通常非公開の寺院を特別拝観
欣浄寺(ごんじょうじ)は、山号を清凉山(せいりょうざん)といい曹洞宗の寺院。
寺伝によると、曹洞宗の開祖である道元禅師が平安時代の寛喜2年(1230年)から天福元年(1233年)まで、この地で教化に努め創建されたと伝えられています。
当初は真言宗の寺院でしたが、応仁の乱後に曹洞宗になり、安土・ 桃山時代に僧・告厭(こくえん)が中興し浄土宗に改められ、さらに江戸時代の文化年間に元の曹洞宗に改宗されました。
本堂には、日本最大級の木造大仏で「伏見の大仏」とも称される、丈六の大仏(毘盧遮那仏)をはじめ、阿弥陀如来像、道元禅師石像などが安置されています。
欣浄寺の境内は、小野小町の「百夜通い(ももよがよい)」の伝説で知られる、深草少将の屋敷跡とも伝えられています。
本堂前の池は、小野小町が美しい容姿を映した「姿見の池」と伝えられ、池の東側の藪蔭の道は「少将の通い道」と呼ばれ、少将が山科の小野小町邸(現在の随心院)まで通った「百夜通い」の道とされています。
庭園には、少将塚、小町塚、深草少将姿見の井戸(墨染井・涙の水)などゆかりの史跡も残っています。また堂内には、深草少将張文像が安置されています。

(情報提供:墨染さくらまつり実行委員会)

エリア名伏見
イベント名墨染さくらまつり
開催日時2025年3月30日(日)10:00~16:00 ※欣浄寺は15:00まで、マルシェ・展示は16:00まで
開催場所墨染寺、欣浄寺
所在地京都市伏見区墨染町741(墨染寺)
アクセス京阪本線墨染駅から徒歩約3分
拝観料無料(飲食・物品購入は有料)
問い合わせ075-642-2675(墨染寺)
Instagramhttps://www.instagram.com/simachan1967/
Instagramhttps://www.instagram.com/sumizomeshopping/
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