墨染寺さくらまつり( 2024年3月31日)夜桜ライトアップは3月22日から(伏見深草)
別名「桜寺」とも称され、墨染桜の伝説で知られる、京都伏見の墨染寺(ぼくせんじ)。
毎年恒例「墨染寺さくらまつり」が2024年3月31日(日)に開催されます。
当日は本殿ステージにて、キッズダンス・和太鼓・雅楽の演奏など様々な音楽や墨染ショッピング街による「マルシェ」を開催。
音楽とグルメでお花見気分をより一層盛りたてます。
同日には、幻の大仏「伏見大仏」で知られる通常非公開の「欣浄寺」(ごんじょうじ)の特別拝観、墨染寺庫裡にて社寺建造物竹細工展示」が開催されます。
【夜桜ライトアップは3月22日から毎日実施】
桜の開花期間中の2024年3月22日(金)から4月上旬(桜が散る頃まで)の間、夜桜ライトアップを毎夜実施。
伏見墨染にて、春のうららかな一日をお過ごしください。皆様のお越しをお待ちしております。
※チラシのダウンロードはこちらをクリック
墨染寺さくらまつり~開催概要~
写真提供:京都の桜写真
■開催場所:墨染寺、欣浄寺
■開催日時:2024年3月31日(日)10:00~18:00
※欣浄寺は15:00まで、マルシェは16:00まで
■拝観料:無料(飲食は有料)
■開催内容:
<墨染寺>
○ステージイベント(本殿)
10:45 キッズダンス:レインボーパラダイス
13:30 和太鼓演奏:立命館大学 和太鼓ドン
14:30 吹奏楽団;音楽のとびら
17:00 雅楽演奏:京都日蓮宗雅楽会
※演目変更の場合がございます
〇マルシェ
墨染ショッピング街のお店が大集合
・ANKHサンドイッチ&カフェ
・焼鳥いいね!
・Cali’s Bar
・Smile☆Star
・椿堂茶舗
・フェデリーニ
・入谷酒店
※マルシェは荒天時、中止する場合ももあります
〇お茶席
桜の花を愛でながら雅に一服
○社寺建造物竹細工展示(墨染寺庫裡)
よ~いドンでも取り上げられ「となりの人間国宝さん」に認定された、中川治氏の貴重な社寺建造物竹細工展示
<欣浄寺(ごんじょうじ)>
○特別拝観(10:00~15:00)
日本最大級の木造大仏「伏見大仏」を是非この機会に拝観ください
※当日は拝観無料
■主催:墨染さくらまつり実行委員会、墨染寺、リファイン桃山
■協賛協力:墨染ショッピング街
■お問い合わせ:075-642-2675(墨染寺)
墨染寺~別名「桜寺」と呼ばれる伏見の桜の隠れ寺~
◆2024年3月22日(金)から4月上旬(桜が散るまで)の間、夜桜ライトアップを毎夜実施
墨染寺(ぼくせんじ)平安時代 清和天皇の勅願により、摂政である藤原良房(よしふさ)が建立した貞観寺(じょうかんじ)がその前身。「薄墨桜」の伝説は、良房の養子で太政大臣の藤原基経(もとつね)が亡くなり、この地に葬られた時、歌人の上野岑雄(かんつけのみねお)が「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け」と詠んだところ、薄墨色の桜が咲いたと伝えられています。
応仁の乱で寺は荒廃し衰退しましたが、安土桃山時代「墨染桜の伝説」に感銘を受けた豊臣秀吉が寺領千石の土地寄進を行い、大僧都・日秀(にっしゅう)上人により再興。
「墨染桜」にちなみ寺号を「墨染桜寺」(ぼくせんおうじ)とし、御成間御殿や7つの子院・塔頭を有し繁栄しました。
江戸時代以降、次第に縮小衰退し現在地へ移転「墨染寺」となりました。
現在の墨染桜は4代目で薄墨色は見られませんが、薄紅色の可憐な花を咲かせています。
薄墨桜のほか、染井吉野、八重桜、御衣黄(ぎょいこう)などの桜が堂宇を桜色に染め上げます。
歌舞伎や謡曲の演目にもたびたび登場しており、本堂前には歌舞伎役者・2代目中村歌右衛門が明和5年(1768年)「墨染井」と記された御手洗鉢が寄進されています。
寺名は墨染寺(ぼくせんじ)ですが、最寄りの京阪電車の駅名は墨染(すみぞめ)駅です。
※伏見の桜の名所と日本酒利き酒スポット情報は下記URLをクリック
https://totteoki.kyoto.travel/28774/
欣浄寺(ごんじょうじ)~日本最大級の木造大仏「伏見の大仏」~
◆通常非公開の寺院を特別拝観
欣浄寺(ごんじょうじ)は山号を清凉山(せいりょうざん)といい曹洞宗の寺院。
寺伝によると、曹洞宗の開祖である道元禅師が平安時代の寛喜2年(1230年)から天福元年(1233年)まで、この地で教化に努め創建されたと伝えられています。
当初は真言宗の寺院でしたが、応仁の乱後に曹洞宗になり、安土・ 桃山時代に僧・告厭(こくえん)が中興し浄土宗に改められ、さらに江戸時代の文化年間に元の曹洞宗に改宗されました。
本堂には日本最大級の木造大仏で「伏見の大仏」とも称される丈六の大仏(毘盧遮那仏)をはじめ、阿弥陀如来像、道元禅師石像などが安置されています。
欣浄寺の境内は深草少将の屋敷跡とも伝えられています。
本堂前の池は小野小町が美しい容姿を映した「姿見の池」と言われ、池の東側の藪蔭の道は「少将の通い道」と呼ばれ、少将が山科の小野小町邸(現在の随心院)まで通った「百夜(ももよ)通い」の道とされています。
庭園には、少将塚、小町塚、深草少将姿見の井戸(墨染井・涙の水)などゆかりの史跡も残っています。また堂内には、深草少将張文像が安置されています。
(掲載日:2024年3月16日 情報提供:墨染さくらまつり実行委員会)
エリア名 | 伏見 |
---|---|
イベント名 | 墨染さくらまつり |
開催日時 | 2024年3月31日(日)10:00~18:00 ※欣浄寺は15:00まで、マルシェ・すみぞめふれあい広場は16:00まで |
開催場所 | 墨染寺、欣浄寺、すみぞめふれあい広場 |
所在地 | 京都市伏見区墨染町741 |
アクセス | 京阪本線墨染駅から徒歩約3分 |
拝観料 | 無料(飲食は有料) |
問い合わせ | 075-642-2675(墨染寺) |
https://www.instagram.com/sumizomeshopping/ | |
チラシ | チラシのダウンロードはこちらをクリック |
EVENTS おすすめのイベント
-
行楽の秋到来!スタンプラリーで豪華賞品をゲット♪京都西山(にしやま)は北山、東山と並び京都三山のひと...
詳しく読む -
京都市西京区では歴史・文化的な繋がりが深い向日市、長岡京市、大山崎町と連携し、サイクルツーリズムや御...
詳しく読む -
弘法大師が神護寺の守護神として自ら描いた僧形八幡神像を御神体として創建された山城国最古の八幡宮として...
詳しく読む -
伏見銘酒協同組合(山本本家、豊澤本店、平和酒造合資会社)では、2024年12月15日(日)と2025...
詳しく読む
RELATED おすすめの関連記事
-
伏見深草の地に鎮座する藤森(ふじのもり)神社は、平安遷都以前より祀られている古社。 菖蒲の節句発祥...
詳しく読む -
伏見区淀の八大龍王弁財天は、河津桜の名所で有名な淀水路と鳥羽伏見の戦いで幕府軍、新選組、会津藩等の病...
詳しく読む -
伏見稲荷大社は稲荷山全体を神域とし、全国各地に約3万社ある稲荷神社の総本宮。「お稲荷さん」として親...
詳しく読む -
全国の神社で行われる「夏越の祓」(なごしのはらえ)。立春から半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い、次の半...
詳しく読む