京都大原 寂光院“ほっこり”かぼちゃ焚き(かぼちゃ供養)2025年12月19日~22日

DATE 12月20 2025 - 12月22 2025
TIME 9:30 AM - 4:30 PM

かぼちゃを食べて無病息災
京都大原 寂光院にて、2025年12月19日(金)~22日(月)の4日間、参拝者の皆様に「かぼちゃ焚き」の振る舞いがあります。
冬至にかぼちゃを食べると無病息災の御利益があると言われており、毎年冬至に合わせて3日間限定で参拝者の方へかぼちゃの無料接待を行っています。
かぼちゃをいただき、新年に向けて無病息災を祈願し、運気を上げましょう。
※かぼちゃ焚きの接待は無料ですが、寂光院の拝観料が必要となります。
■開催日時:2025年12月19日(金)、20日()、21日()、22日(月)各日9:30から(拝観は9:00から)
※無くなり次第終了となりますので予めご了承ください。
※参加には、拝観料が必要です。

冬至になぜ「かぼちゃ」

かぼちゃには、体内でビタミンAに変化するβ-カロテンをはじめ、ビタミンC、ビタミンE、鉄分、カリウム、カルシウム、食物繊維などが含まれており、風邪の予防をはじめ、冷え性や貧血の予防、体力の回復に効果があると言われています。
かぼちゃは夏野菜ですが、保存が効き、新鮮な野菜が少なくなるこの時期、節目である冬至に栄養をつけて寒い冬を乗り切るための先人の知恵。
また、冬至には「」が付くものを食べると運が呼びこめると言われています。
なかでも「」が2つ付く食物、かぼちゃ(なんきん)、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどんうどん)は「冬至七草」と呼ばれ、冬至の日に食べると運がつく、風邪を引かない、また出世すると言われています。

建礼門院ゆかり、しば漬け発祥の地

寂光院は飛鳥時代の推古2年(594年)に聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられる天台宗の尼寺。
初代住持は聖徳太子の御乳人であった玉照(たまてるひめ)で、日本仏教最初の三比丘尼の御一人で慧善比丘尼と呼ばれています。
その後、代々高貴な家門の姫君らが住持となり法燈を守り続けています。
第3代の平徳子・建礼門院(平清盛息女・高倉天皇中宮・安徳天皇母)は、文治元年(1185年)に入寺し真如覚比丘尼と称されました。
源平の合戦に敗れた後、壇ノ浦で滅亡した平家一門と入水し8歳の幼さで亡くなった、わが子安徳天皇の菩提を弔うため、終生をこの地で過ごしました。
平家物語の終盤、後白河法皇が建礼門院を訪ねた「灌頂巻大原御幸(かんじょうのまきおおはらごこう)」では、寂光院の庭園や千年姫小松が描かれています。
お寺の一角には建礼門院が過ごした御庵室跡が残っています。
また、大原名物「しば漬け」は、寂光院にご閑居されていた建礼門院に里人が夏野菜を漬け込み献上したところ、その美味しさにお喜びになられ、紫葉漬(しばづけ)と命名されたと伝わっており、しば漬け発祥の地とされています。

(情報提供:寂光院)

エリア名大原
イベント名寂光院“ほっこり”かぼちゃ焚き
開催場所寂光院
所在地京都市左京区大原草生町676
開催日時2025年12月19日(金)~22日(月)各日9:30から ※
無くなり次第終了
拝観時間9:00~16:30
拝観料※かぼちゃ焚きの接待は無料ですが、拝観料が必要です
大人・高校生:600円、中学生:350円、小学生:100円(詳細は寂光院のホームページにてご確認ください)
TEL075-744-3341
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