錦雲渓の紅葉♪清滝川沿い約3kmもの絶景紅葉ハイキング(京都高雄)

京都市内で手軽に渓谷美と紅葉が同時に楽しめるハイキングコースとして人気の「錦雲渓(きんうんけい)」。
錦雲渓は桂川の支流、清滝川渓谷の清滝から高雄までの区間で、このルートは「京都トレイル西山コース」の一部として、清滝川沿いに遊歩道が整備されています。
渓谷の美しさだけではなく、雄大な紅葉と北山杉の美林が目を楽しませてくれます。
秋の紅葉に彩られた渓谷の美しさは格別、錦雲渓の名前の如く、錦のような美しさです。
ハイキングのスタートは京都バスの「清滝バス停」で、阪急嵐山駅前から約1時間に1本バスが運行しています。
※阪急嵐山駅前のバス時刻表はこちらをクリック
阪急嵐山駅、JR嵯峨嵐山駅、嵐電嵐山駅からなら、徒歩で約1時間(約4km)ですので健脚の方なら歩いての移動もいいかもしれません。

清滝バス停から、約3kmの絶景渓谷ルートの始まりです。所要時間は約2時間、途中休憩をしたり、ゆっくり歩いても3時間程度で到着します。
ゴールの高雄まではトイレがありませんので、バス停から350mの場所、金鈴橋の手前にある「嵯峨清滝公衆トイレ」で必ず済ませておきましょう。
ハイキングコースは清滝川の渓谷に沿って続いており、激しいアップダウンは殆どありません。途中、滑りやすい岩の上を歩く場所があるので、降雨後はくれぐれもご注意ください。

ハイキングコースの中間地点、清滝川を渡る潜没橋(小泉橋)あたり周辺が絶好のフォトスポット。
秋は、深紅・黄色・オレンジ、色とりどりの紅葉が清滝川をまるでトンネルのように覆い、エメラルドグリーンの水面がリフレクションとなって、紅葉を映し出します。
橋のたもとにはベンチとテーブルも設けられ、渓谷を眺めながらの休憩にピッタリのスポットです。
ここから先には、北山杉の木立の中を通る道があり、ハイキングのアクセントとなっています。
北山杉を額縁に見立てた「額縁紅葉」のワンショットが、紅葉ハイキングの気分を一層盛り上げてくれます。

ゴールの高雄橋です。橋の袂から神護寺へと続く参道が始まります。
時間に余裕があれば、紅葉に彩られた神護寺、西明寺、高山寺の三尾の寺院もぜひ拝観ください。
高雄からは、JRバス(京都駅行)が1時間に約2本、京都市バス(四条烏丸・太秦天神川駅を経由)が1時間に約1本運行、運賃はいずれも230円です。

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名 高雄
スポット名 錦雲渓ハイキングコース
アクセス 阪急嵐山駅前・天龍寺前(嵐電嵐山駅)から京都バス62・92・94系統乗車、清滝バス停下車