大原野神社「節分祭」紫式部の氏神様(2025年2月2日)京都西山・西京
源氏物語の作者・紫式部が氏神様と崇めこよなく愛した大原野神社。毎年、暦の上では春の始まりである立春の前日に「節分祭」が開催されます。
大原野神社では、2025年2月2日(日)午前9時から節分祭が執り行われ、夕方まで古札のお焚き上げが行われます。
福豆の授与(初穂料300円/ハズレ無しの福引付)、甘酒の無料接待、さらに 豆腐工房うえ田「立春大吉豆腐」と「クロスケの大原野げんき畑」いちごの無料接待もあります。
節分は春夏秋冬の各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで「季節を分ける」ことを意味しています。
なかでも春は一年の始まりとされ、特に大切にされており、冬と春との季節の分かれ目に邪気を払い、無病息災を祈願します。
開運厄除、新春の運だめしに、ご家族ご友人をお誘いあわせの上、ご来社ください。
福豆の授与(福引き付)
2025年1月3日(金)から2月2日(日)の期間、節分の当日まで福豆の授与をいたします。
福豆は、授与いただいた皆様にもれなく景品が当たる、ハズレなしのくじ引き付きです(3,000円分の商品券5本含む)。
初穂料は300円です。開運厄除、新春の運だめしに是非お参りください。
<ご協賛>
(株)増田德兵衛商店
(株)足利電機
(株)伊藤園
大原野加工食品友の会
(株)Fujitaka
(株)足利電機
otomo菓子
立春大吉豆腐の無料接待
毎年人気なのが、豆腐工房うえ田による「立春大吉豆腐」の無料接待と販売。
豆腐工房うえ田は大原野にて、厳選した国産大豆と天然にがりを用いたこだわりの豆腐と油揚げを作られている人気の豆腐店です。
立春大吉豆腐は大原野神社のご祈祷済の大豆で作られた、開運厄除けの縁起物のお豆腐。
直売所(大原野直売所・御所南店・高槻阪急スクエア)でも、1月27日(月)~2月3日(月)まで、期間限定で販売されます。
古来より白いお豆腐には、邪気を追い払うほどの霊力が宿ると伝えられています。立春の時期に食べる豆腐は幸福を呼び込むと伝えられています。
【節分とは】
節分には、年齢の数だけ豆を食べて、1年間の幸せを祈ると言われています。豆を食べる理由は、米と同じエネルギー源で霊力を持つとされる豆をまくことで病や災いを祓い、その豆を食べることで力を授かると考えられたからです。
また、大豆は中国の古典に「鬼毒を殺し,痛みを止める」とも書かれており、豆は“魔目(まめ)”から、鬼の目にぶつけて魔滅(まめつ)することや、炒豆を用いるのは、炒るは“射る”に通じ「魔目を射って滅する」という意味のいう語呂合わせが由来とも言われています。
この風習は中国から伝わった、平安時代の追儺(ついな)、鬼遣(おにやらい)と呼ばれた宮中行事が元となり広まったとされています。節分は、2月3日というイメージが強いですが、年により2月2日や4日になることも稀にあります。
ミケいちご
「クロスケの大原野げんき畑」は、昔ながらの田園風景が広がる、京都市西京区大原野にあります。
そこで暮らす三毛猫のミケチンに見守られて、赤く、甘くなったイチゴの名前は「ミケイチゴ」。
大切に育てたイチゴをどうぞお召し上がりください。
大原野神社ご由緒
京都西山の小塩山麓に鎮座する大原野神社は、長岡京遷都の際、奈良の春日大社から勧請を受け「京春日(きょうかすが)」とも呼ばれます。
鹿が神使(しんし)とされており、本殿前には狛犬ならぬ「狛鹿」が鎮座し、手水舎の「水口(みずくち)」にも鹿がデザインされています。また境内には奈良の興福寺「猿沢の池」を模して作られた“鯉沢の池”もあります。
平安時代、藤原氏の氏神として厚い信仰を集めたことより、六国史、大鏡等をはじめ、源氏物語、その他有名な古典に大原野神社についての記述がしばしば書きとどめられています。
また、源氏物語の作者・紫式部が氏神と崇めこよなく愛した古社で、源氏物語の作中にも大原野が登場しています。二十九帖「行幸(みゆき)」の巻には、大原野へと向かう冷泉帝の華やかで美しい行列の様子を描き、紫式部の大原野への思いの一端を伺い知ることができます。
春には幻の「千眼桜」をはじめとする桜の花々、夏は目にもあざやかな青もみじ、秋は源氏物語の第三十帖「 藤袴」にも登場するフジジバカマの花、境内を真紅に染め上げる紅葉と四季折々の風景が参拝者の目を楽しませてくれます。
(情報提供:京都西山・大原野保勝会)
エリア名 | 西京 |
---|---|
イベント名 | 大原野神社 節分祭 |
開催日時 | 2025年2月2日(日)9:00~ ※福豆の授与は1月3日(水)~2月3日(土) |
開催場所 | 大原野神社 |
所在地 | 京都市西京区大原野南春日町1152 |
アクセス | ①JR桂川駅・阪急洛西口駅より京都市バス9系統(南春日町 洛西バスターミナル行)乗車、南春日町バス停下車徒歩約10分 ②JR向日町駅・阪急東向日駅より阪急バス(南春日町 洛西バスターミナル行)乗車、南春日町バス停下車徒歩約10分 |
拝観料 | 境内自由(福豆は初穂料300円) |
TEL | 075-331-0014 |
URL | https://oharano-jinja.jp |
https://www.instagram.com/oharanojinja.official/ | |
X(旧Twitter) | https://twitter.com/oharanoshinroku |
https://www.facebook.com/oharanojinja |
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