前川堤の桜並木♪約300本400mの桜並木@久御山町 東一口(ひがしいもあらい)
前川堤の桜並木は、桜の名所として有名な伏見の宇治川派流、八幡の背割堤が周辺にあり、その狭間に位置する、知る人ぞ知る桜の穴場スポット。
しかも、京阪中書島駅から路線バス(京阪京都バス)で、18分の好アクセス。
桜並木がある東一口(ひがしいもあらい)は、かつて宇治川・木津川・桂川の三川が流入する遊水地であった巨椋池(おぐらいけ)の南西に位置する半農半漁の集落でした。
巨椋池は昭和8(1933年)から16年(1941年)に8年の年月をかけ干拓され、東一口は水田となり、巨椋池排水幹線として前川が作られ、昭和40年代に桜が植樹されました。
平成6年(1994年)には「京都の自然200選」にも選ばれています。
東一口周辺には水田や畑が広がり、かつての名残はありませんが、かつての堤防上に建つ、淀川・巨椋池の漁業権の総帥を務めていた大庄屋の旧山田家住宅(国の登録有形文化財指定)が保存されており、唯一漁村の面影を今に伝えています。


【桜の見どころ】※例年の見頃:3月下旬~4月上旬
前川(巨椋池排水幹線)堤の両岸、約400mにわたり約300本ものソメイヨシノが植えられています。
両岸の堤から前川に迫り出すせり出すように咲く桜の花は圧巻。夜には、雪洞(ぼんぼり)の光に映し出され、昼間とは違った幻想的な光景を見せてくれます。
前川堤の桜並木の見どころのひとつが「桜のリフレクション=水鏡」です。
前川は殆ど流れが無く、水面が穏やかなため、川の水面に桜が鏡のように映り込む現象(水鏡=リフレクション)が起きやすく、幻想的な逆さまの世界を楽しむことができます。
【ご注意】
京阪中書島方面から来る場合、前川堤の桜並木は道路(国道1号線)の向かい側になりますが、バス停付近に信号機がありません。
バス停北側の前川を越えたところにある地下道を利用ください。
<経路マップ>
https://maps.app.goo.gl/D2vaXt23jAPMKYGQ6


京都屈指の難読地名 東一口
まず初見では読めない難読漢字で珍しい地名の「東一口」。
すぐ近くには、西一口(にしいもあらい)という地名もあります。
一口の地名は、巨椋池の淀川への唯一の水の出口であることに由来しているとされます。
一口を「いもあらい」と読むようになった理由には諸説ありますが、これと言った決定的なものは無いのが実情です。
有料な説のひとつとしては、この辺りが巨椋池の湿地帯で疫病が流行ったため、災いを払う「忌み祓い(いみはらい)」が転じたという説、巨椋池から淀川への唯一の水路で、芋の泥を洗い流した説などがあります。
地名として土地を呼ぶ場合、「一口(ひとくち)のいもあらい」
地形の状況を表す語であったものが、一口と書いただけで 「いもあらい」と読ませるようになったと考えられています。



旧山田家住宅
旧山田家住宅の建つ、東一口は昭和8年(年)に巨椋池干拓工事が着工されるまで主に漁業を営む集落でした。
鳥羽上皇より賜わったと伝えられる漁業権は、東一口村・小倉村・三栖村・弾正町の四か郷の漁師が、東は津軽外の海、西は轄権の及ぶ限りの漁を許されたものであったとされます。
旧山田家住宅は、その漁業権の総帥としての格式を今に伝え、主屋の規模は当時の三分の一ほどに縮小されているとはいうものの、書院の間や欄間等に往時の姿をとどめています。
大庄屋の玄関を飾るにふさわしい長屋門は、東西十五間、奥行二間半。三間の入口には総欅の扉があり、両妻の張り、軒の塗籠め仕上げ、出格子やその小屋根など、いずれも雄大、大胆な造りです。
巨椋池が干拓された今、かつての漁業集落の面影や情景を、東一口の地から偲ぶことはできないが、幾世紀も続いた漁業の繁栄を、旧山田家住宅は誇り高く伝えています。
平成22年(2010年)4月28日に、主屋・長屋門・長塀が国の登録有形文化財に登録され、平成25年(2013年)8月1日に、前所有者の山田賀繼氏から久御山町に寄贈されました。
(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
| エリア名 | 久御山 |
|---|---|
| スポット名 | 前川堤の桜並木 |
| 所在地 | 京都府久世郡久御山町東一口丸島39 |
| 料金 | 無料 |
| アクセス | 京阪中書島駅より京阪京都バス(近鉄大久保駅行)乗車、東いもあらい下車、徒歩約4分 ※バス停周辺には信号機がありません。前川堤までは国道1号線の地下道を利用ください。 <経路マップ> https://maps.app.goo.gl/D2vaXt23jAPMKYGQ6 |
| URL | https://www.town.kumiyama.lg.jp/0000000357.html |
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