宝泉院の桜♪書院から眺める盤桓園の「額縁桜」はまるで一服の絵画(京都大原)
宝泉院(ほうせんいん)は、天台宗の仏教が栄えた大原の中心的道場である大原寺勝林院の塔頭として、実光院とともに創建された古刹。
山門をくぐると宝泉院のシンボルである樹齢約700年の近江富士をかたどった天然記念物の五葉の松が参拝者を出迎えてくれます。
書院は江戸時代前期に再建され、廊下の天井は伏見城の遺構で伏見城中で自決した徳川の武将達の供養のため、自決の場の床を天井にした「血天井」として知られてます。
書院に敷かれている緋毛氈に座り眺める庭園は、池の形が鶴、築山が亀、山茶花の古木を蓬莱山とみたてた「鶴亀庭園」と客殿の西方を柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する額縁庭園「盤桓園」(ばんかんえん)は、書院からの眺めはまるで一服の絵画を鑑賞しているような美しさで、別名「額縁寺」とも呼ばれています。
若葉のなかに一本だけ咲いている里桜は、より一層庭園に彩を添えています。
拝観時には抹茶とオリジナル和菓子のおもてなしがあり、美しいお庭を眺めながら一服できます。
和菓子は「ひととき」といい、若狭屋末則謹製の求肥で粒あんを包んだニッキ風味のものです。
桜と同時期、境内には石楠花(しゃくなげ)も咲き、桜と石楠花の競演も楽しめます。
【例年の見頃】4月上旬から中旬

写真提供:京都フリー写真素材
宝泉院について
宝泉院(ほうせんいん)は、日本音楽の源流といわれる「声明(しょうみょう)」の発祥地、天台宗の仏教が栄えた大原の中心的道場である、来迎院と並ぶ勝林院部の寺で、実光院とともに勝林院(大原寺)の僧坊として鎌倉時代の嘉禎年間(1235~1238年)に声明の大家・宗快法印により創建。
当初は了性坊と呼ばれていましたが、江戸時代・正徳6年(1716年)に宝泉院と改められました。
書院は江戸時代に再建されたもので、廊下の天井は伏見城の戦いの際、徳川氏の家臣鳥居元忠以下数百名が自刃した伏見城の床板であり、その霊を供養するため天井板にした「血天井」として知られてます。
盤桓園(ばんかんえん)、鶴亀庭園、宝楽園という3つの庭園を有しています。
「立ち去りがたい」という意味を持つ盤桓園は、樹齢約700年の近江富士をかたどった京都市の天然記念物の五葉の松が配置されています。
樹高は11m、枝張りは南北11.5m、東西14mで根回りは425cmもあり、五葉松として貴重なものであることから、京都市の天然記念物に登録されています。
客殿の柱や鴨居を額に見立て鑑賞することから「額縁庭園」とも称されています。
鶴亀庭園は、池泉回遊式庭園で池の形が鶴、築山が亀、山茶花の古木を蓬莱山と見立て、樹齢300年の沙羅双樹が植わっています。
回遊式枯山水庭園の宝楽園は平成17年(2005年)に長野県の作庭家・園冶庭園研究企画創作により作庭された庭園です。
巨岩・奇岩、白砂と木々が織りなす造形美を楽しむことができ、明治時代に建てられた茶室「日新庵」の囲炉裏から眺める池泉観賞式庭園は宝泉院の隠れた見どころです。

※盤桓園の抹茶と茶菓子
■夜間拝観(ライトアップ)
紅葉の美しい時期には「秋の夜灯り」と称した、秋の夜間拝観(ライトアップ)が行われます。
暗闇に浮かび上がる紅葉に彩られた庭園は幻想かつ幽玄的な美しさ。お昼間とはまた違った紅葉をお楽しみいただけます。
※ライトアップ時間帯はお抹茶と茶菓子は付きません。
まだまだあります♪
★大原エリアのお花見スポット一覧はこちらをクリック
(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
スポット情報
| エリア名 | 大原 |
|---|---|
| スポット名 | 宝泉院 |
| 所在地 | 京都市左京区大原勝林院町187 |
| 拝観時間 | 9:00~17:00(最終受付16:30) |
| 拝観料 | (茶菓付)大人1,000円、中学生・高校生900円、小学生800円 (抹茶なし)大人700円、中学生・高校生600円、小学生500円 |
| アクセス | JR京都駅から京都バス17・特17系統大原行、四条河原町(京都河原町駅)、三条京阪(京阪三条駅)から京都バス17・特17系統大原行、地下鉄国際会館駅から京都バス19・特17系統大原行乗車、大原バス停下車徒歩10分 |
| TEL | 075-744-2409 |
| URL | http://www.hosenin.net/ |
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