與杼神社のイチョウの黄葉♪まるで鳥居のような黄金色の銀杏の木(伏見・淀)

京都市伏見区淀の與杼神社(よどじんじゃ)は、伏見・淀城の本丸跡に建ち、淀、納所(のうそ)、水垂(みずたれ)、大下津( おおしもず)の産土神として鎮座しています。
ご祭神は、豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)、高皇産霊神(タカミムスビノカミ)、速秋津姫命(ハヤアキツヒメノミコト)の三柱です。
ご由緒は、平安時代の応和年間(961年~963年)、僧の千観内供が肥前国に鎮座する與止日女(よどひめ)神社より、淀大明神として勧請したのが始まりとされますが、延喜式(901年)には、すでに與杼神社の名があり、応和年間以前よりこの地に鎮座していたと考えられます。
明治時代の桂川河川敷の拡幅工事により、現在の淀城址内に遷座されました。


【イチョウの黄葉の見どころ】※見頃は例年12月上旬~中旬
境内入口に聳える2本のイチョウの木の黄葉が最大の見どころ。
参道を挟んで立つ2本のイチョウの木は、両方の木が約16mとほぼ同じ高さで、木の間にはしめ縄が張られ、鳥居の役目を果たしています。
2本並んで立つイチョウの木はまさに良縁祈願や夫婦円満のように見えます。
黄葉が進み、イチョウ落葉が始まると、境内はまるで黄金色のじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がり、2本のイチョウの黄葉と相まって、得も言われぬ美しさです。

スポット情報

エリア名伏見
スポット名與杼神社(与杼神社)
所在地京都市伏見区淀本町167
アクセス京阪本線淀駅下車、徒歩約3分
拝観料境内自由
TEL075-631-2061
URLhttp://www.yodojinja.com

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)