柳谷観音 楊谷寺の紅葉♪花手水発祥の寺院 上書院特別公開実施(長岡京)

楊谷寺（ようこくじ）は、山号を立願山（りゅうがんざん）といい西山浄土宗の寺院。
平安時代の大同元年（806年）、東山にある清水寺を開山した延鎮（えんちん）上人が、眼病平癒にご利益があるとされる「十一面千手千眼観世音菩薩」に導かれ西山の地に開山。
眼病平癒の祈願所として広く信仰を集めており、通称「柳谷観音(やなぎだにかんのん)」と呼ばれ親しまれています。
江戸時代には「西の清水」とも称され、霊元天皇の眼病を治癒したことから、明治時代にまで天皇家に眼病平癒の霊水「独鈷水(おこうずい)」を献上していたと伝えられています。
近年は手水舎（ちょうずしゃ／てみずや）の手水鉢（ちょうずばち）を四季折々の花で彩る「花手水」（はなちょうず）発祥のお寺として有名。
境内のカエデが色づき美しい時期「柳谷観音　紅葉ウィーク」を開催し、上書院特別公開、寺宝庫特別公開、限定御朱印授与を行います。

【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬～下旬
山あいの境内は広大で高低差があるため、カエデの紅葉の進行状況に少しづつ時期のズレが生じ、境内のどこかの場所色づいているのが特徴です。
京都市内の有名寺院ほどは混みあっておらず、ゆっくり拝観と紅葉観賞が楽しめます。
京都府指定名勝の庭園・浄土苑や奥の院への参道が紅葉の見どころのひとつ。
花手水で有名な手水舎は紅葉、黄葉など色とりどりのカエデの葉で彩られます。
最大の見どころは、紅葉ウィークに特別公開される、上書院から名勝庭園・浄土苑を上から眺める風景です。
※上書院の特別公開は拝観料とは別に上書院拝観料（800円）が必要です。

紅葉ウイーク2024 開催概要

■開催期間：2024年11月16日（土）～12月1日（日）9：00～17：00（16：30最終受付） 　17時 完全閉門
・ご祈祷受付終了：15：30、御朱印受付終了：16：30
■拝観料：700円（上書院拝観は別途800円要）
■花手水まつり
・境内10カ所ほど花手水も行います。最新情報は楊谷寺公式SNSでご確認ください
■紅葉ウイーク限定御朱印の授与
■上書院特別公開
月に1度、17日のみ公開の上書院を紅葉ウィークの期間中特別公開します。
天皇家や公家、特別なお客様のみをお通ししてきた上書院からは、戦前に重森三玲氏の古都百庭として選ばれた名勝庭園（浄土苑）が眺められ、その景色が大変美しいと多くの著名人に愛されてきました。
映画「日本のいちばん長い日」のロケ地にもなり、近年は日本政府観光局の海外向け雑誌書籍はじめ多数メディアで紹介されています。
・拝観料800円（山門受付で拝観料と合わせて1,500円をお支払いください）
・※公開時間：平日は9：00～15：00、土日祝は16：00まで
■上書院時間外貸切
時間外に貸切でご使用いただける贅沢なプランです。30分間１組様限定でご利用いただけます。
・開催時間：①8：00～8：30、②8：30～9：00
・拝観料：１組４名様まで10,000円（拝観料含む）
※４名様以上は、3,000円／おひとりをいただきます
※最大８名までお入りいただけます。
・お問い合わせ：電話（075-956-0017）もしくはお問い合わせフォームよりご予約ください
■ライトアップ
例年好評のライトアップを今年も開催します。今まで、少人数貸切で開催していましたが、初めて一般公開をします。
浄土苑は本堂と書院の間に築かれた庭で、江戸時代中期に作庭された京都府指定の文化財です。
立地を利用した三層に分かれた景色は類まれなる眺望とされ、重森三玲氏の「古都百庭」にも選ばれました。
楊谷寺は深い山中にある古刹で、知る人ぞ知るもみじの名所であり、眼病平癒勅願所として平安時代より天皇家公家をはじめとする眼病に悩む人々に信仰されてきました。
境内全体の竹あかりと、指定名勝浄土苑、上書院、奥の院回廊を開放し龍手水が美しく夜を彩ります。
照明デザイナー小川ユウキ氏による美しいライトアップの中、日中とはまた違った幻想的で特別なひと時をお楽しみください。
・開催日：2024年11月9日（土）※プレオープン
11月16日（土）、17（日）、22日（金）、23日（土祝）、24日（日）、29日（金）、30日（土）
・開催時間：17：00～18：30（16：45に完全閉門後、山門にてライトアップ受付を開始）
・寄進料：大人2,000円（入山料・上書院拝観料込み）※高校生以下無料
※11月9日（土）プレオープン時：大人1,000（高校生以下無料）
※プレオープン時は境内の竹あかりのみ鑑賞可能で、庭園および上書院の特別公開はありません
■ライトアップ タクシーツアー
ライトアップ開催日には、自家用車等で移動が難しい方のためにMKトラベルにて「予約制の送迎便」を運行します。
JR長岡京駅、阪急西山天王山駅から乗車可能です。ぜひご利用ください。
※ライトアップシャトル便の詳細・予約はこちらをクリック

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