京都大原の里に映えるコスモスの花(例年10月中旬から見頃)
京都市内でコスモスの名所を言えば、いちばんに名前が挙がるのが「大原の里」。休耕田を利用したコスモス畑があちらこちらに点在しており、薄いピンク、濃いピンク、白色をはじめ色とりどりのコスモスの花が大原の里山に彩を添えます。あざやかな花の色のコスモスと秋晴れの青い空、黄金色に実った稲穂、周囲の山々の緑のコスモスとのコントラストの風景は写真愛好家の人にも人気が高く、この時期コスモス目当てで多くの人が大原を訪れます。
なかでも、京都バスの大原バス停から寂光院に向かう高野川に架かる橋の手前あたり、三千院に向かう参道途中の右側の高台、里の駅周辺エリアがフォトジェニックなスポットです。コスモスの花の見頃は、例年10月中旬から見頃を迎えます。その年の気候や天候条件により、開花時期がずれる場合がありますので、事前にご確認のうえおでかけください。
コスモスとは
キク科の一年草でメキシコが原産。18世紀末、スペイン人によりヨーロッパに持ち込まれ、日本に渡来したのは明治時代初期とされています。栄養分が少ない乾燥した土地を好み栽培に手間がかからないため、全国に広まり今や秋の花の代表格となっています。近年は休耕田に植えられ、広大な「コスモス園」として観光資源としても利用されています。
コスモスの語源はギリシャ語の秩序、飾り、美しいという意味を持つ 「Kosmos, Cosmos」に由来。花びらが整然とバランスよく並んでいることからそう名付けられました。日本に渡来時は、秋に桜のように群生して咲くことから、秋桜(あきざくら)と呼ばれていました。秋桜と書いて「コスモス」読むようになったのは、山口百恵が歌った曲のタイトル「秋桜」が始まりとされています。この曲を作詞作曲したシンガーソングライター“さだまさし”が「コスモス」を「秋桜」をと表記。この曲の大ヒットで、コスモスの漢字表記(秋桜)が一般的になりました。
スポット情報
エリア名 | 大原 |
---|---|
スポット名 | 大原の里のコスモス畑 |
所在地 | 大原の里一帯 |
アクセス | 京都市営地下鉄・国際会館駅より京都バス19系統、京都駅、四条河原町、三条京阪より京都バス17・18系統乗車、大原バス停下車(里の駅大原は野村別れバス停下車) |
料金 | 観賞自由(周辺の農地には絶対に立ち入らないでください) |
お問い合わせ | 075-744-2148(大原観光保勝会/10:00~15:00 不定休) |
URL | https://kyoto-ohara-kankouhosyoukai.net/ |
https://www.instagram.com/ohara_hoshoukai/ |
(掲載日:2022年9月6日 情報提供:大原観光保勝会)
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