竹の寺 地蔵院~お寺de落語(ペラ)オペラ「カルメン」を3月31日開催~京都西京

DATE 03月31 2024 - 03月31 2024
TIME 12:30 PM - 4:30 PM

西京の上桂エリアにある地蔵院は、通称「竹の寺」とも呼ばれ、とんちで有名な一休禅師が幼少時を過ごした寺としても知られている古刹の禅寺。この度、宗鏡禅師650年遠忌の特別企画法話会として「お寺de落語(ペラ)オペラ『カルメン』」を2024年3月31日()に開催いたします。
発端は、芸術のある法話会「心に響く法話シリーズ」を2019年に立ち上げ、その第1回とて、宗教学者・釈徹宗先生企画の「ペラオペラ」を上演に始まります。
寺の説教を起源とする落語と、宗教を起源とする音楽との楽しい融合で、その内容に添ったご法話をいただくもの。釈先生のお声掛けにより、落語もオペラもその道のプロフェッショナルが集合。落語好きにもオペラ好きにも、またどちらも初心者という方にも楽しめる法話会で大いに盛り上がり、たいへん好評でした。
その後、コロナ禍となり当院のシリーズも止まっておりましたが、昨年5月にようやく5類となり開催を模索していましたところ、釈先生が「ペラオペラ」の第2弾を発表され、それなら是非にとお願いし、第2回目の開催にいたりました。
今年は、地蔵院の創建開山であられます宗鏡禅師の650年遠忌に当たり、重要文化財の秘仏御開帳にも踏み切りました。
先着40名様限定の募集、お申込みは地蔵院ホームページお問い合わせ欄のみでの受付となります。
皆様のご予約をお待ちしております。
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック

お寺de落語(ペラ)オペラ~開催概要~


あのビゼーの名作オペラ「カルメン」を三種の椿(胡蝶侘助・袖隠・獅子頭)が咲き乱れる名称庭園と初公開の寺宝に囲まれた和の空間でお楽しみいただきます。
上演すれば3時間半にも及ぶ大作も、上方落語家・林家染雀師匠の話芸にかかれば、忽ち物語の世界に引き込まれます。
中井祥子さん(ソプラノ)、角地正直さん(テノール)、佐々木志乃さん(ピアノ)による、至近距離での本格的オペラのアリアは圧巻です。
枯山水庭園「十六羅漢の庭」を眺めながら、落語(ペラ)とオペラのコラボレーションをお楽しみください。
ウグイスや他の小鳥の飛び入り歌声参加もあるかもしれません?!
さらに、釈徹宗先生のご法話、秘仏御開帳、坊守による地蔵院歴史解説もあり贅沢な内容の一日限りの企画です。
■イベント名:竹寺地蔵院「心に響く法話シリーズ」第2回(創建開山遠忌特別バージョン)
■企画・ご法話:宗教学者・相愛大学学長 釈徹宗先生
■開催日時:2024年3月31日()12:30受付/16:30閉門
■開催場所:地蔵院・方丈(京都市西京区山田北ノ町23)
■募集人数:40名限定(完全貸切予約制)
※当日は完全貸切予約のため、一般拝観はできません
■冥加料:
大人:12,000円
中学・高校生:3,000円(保護者と一緒の場合1,000円)
小学生以下:2,000円(保護者と一緒の場合無料)
※未就学児のご同伴も可能ですが、ぐずられた時には保護者の方と一緒に方丈の外に出ていただくことになることをご了承ください。
■スケジュール:
12:30 受付開始
13:00 通常入堂不可の本堂内でお参り
ご本尊の地蔵菩薩、秘仏千手観音菩薩(重要文化財)、無窓国師木造、宗鏡禅師木造、細川頼之木造を拝観
※坊守による解説付き
14:00 方丈(京都市登録文化財)にて落語(ペラ)オペラ鑑賞
※終演後は16時30分の閉門迄境内にて夕刻の風景をお楽しみください
■予約方法(お支払い)
(1)地蔵院ホームページのお問い合わせフォームに下記①~⑤の内容を記載し送信ください。
①3/31「ペラオペラ」の参加を申し込みます。
②代表者のお名前・性別・年齢
③代表者の郵便番号と住所
④同伴者全員のお名前・性別・年齢
⑤合計人数(代表者含む)
(2)地蔵院から受付メールを送信いたします・そこに提示する口座に冥加料をお振込ください。入金が確認できましたら、参加証を送付いたします。
※スマートフォン、PC、タブレットはGmailが受け取れる設定にしてください

竹の寺「地蔵院」


地蔵院は、正式名称を衣笠山地蔵院(えりゅうざん じぞういん)といい、戦国武将・細川頼之により創建、夢窓国師を開山とし、伝教大師の作といわれる延命安産の地蔵菩薩を本尊としている臨済禅宗の寺院。
境内が竹林に囲まれたいることから通称「竹の寺」とも呼ばれています。また、とんちで有名な一休禅師が幼少時を過ごした寺としても知られています。
春から夏にかけては新緑や青もみじ、秋は紅葉と竹林、苔の緑とのコントラストが美しく、隠れた紅葉スポットとして京都ツウの間では知られた寺院です。
方丈の茶室にあるハートの形の窓「猪目窓(いのめまど)」は、猪の目に似ているところから、その名がついたともいわれる日本伝統文様のひとつで、魔除けや火伏せの意味が込められています。
ハートの形状から近年はSNSでも話題になり、若い女性を中心に人気急上昇中。招福、開運、良縁にご利益があることから「招福猪目御札」を恋愛成就に奉納される女性も多いとか。季節や天候、時間帯によって、猪の目窓越しの竹林の色が変化するのも神秘的です。
一風変わっているのが、土曜日の夕方16時~17時に開催される、“仏様のために演奏をする”音楽奉納「寺ピアノ」。演奏前に毘沙門天様にお参りいただいた後、拝観者が自らピアノ演奏にて音楽奉納。演奏終了後は奉納の証として演奏者だけに特別御朱印の授与があります。
京都市登録文化財指定の方丈、前面に広がる京都市登録名勝の十六羅漢の庭の荘厳な雰囲気のなかで奏でられるクラシック音楽、ピアノの音に誘われて歌う小鳥たち、虫の音、竹の鳴る音や葉擦れの音とピアノの音色が融合した時間は、心が洗われる幽玄のひととき。音楽奉納されない拝観者の方は、通常の拝観料500円のみで「寺ピアノ」を聴くことができます。
※希望者がいない場合、音楽奉納はありませんのでご注意ください。
※「寺ピアノ」の予約方法・開催日等の詳細は地蔵院ホームページ(寺ピアノ)または地蔵院公式X(旧Twitter)でご確認ください

(掲載日:2024年2月21日 情報提供:京都西山・大原野保勝会

エリア名西京
イベント名お寺de落語(ペラ)オペラ「カルメン」
開催日時2024年3月31日(日)12:30受付/16:30閉門
開催場所地蔵院(方丈)
所在地京都市西京区山田北ノ町23
アクセス阪急電車上桂駅から徒歩約12分、嵐山・嵐山公園・阪急嵐山駅前各バス停から京都バス63系・統73系統、嵐山・苔寺すず虫寺行きバス乗車、終点の苔寺バス停下車徒歩約3分
冥加料大人:12,000円、中学・高校生:3,000円(保護者と一緒の場合1,000円)、小学生以下:2,000円(保護者と一緒の場合無料)
予約方法お問い合わせフォームに必要事項を記入し送付ください(その他の予約方法では承っておりません)
チラシダウンロードはこちらをクリック
URLhttps://www.takenotera-jizoin.jp
Instagramhttps://www.instagram.com/takenoterajizoin/
X(旧Twitter)https://twitter.com/jizoin1367