楊谷寺のアジサイ~柳谷観音あじさいウイーク開催~(京都西山)

DATE 06月1 2024 - 06月30 2024
TIME 9:00 AM - 4:30 PM

楊谷寺は通称 「柳谷観音」とも称され、眼病平癒のご利益で信仰を集めています。開創は、清水寺を開山した延鎮 (えんちん)上人が開祖で「西の清水」とも呼ばれています。
近年、SNSでも人気を博している“花手水”発祥のお寺としても知られています。
毎年6月初旬~7月上旬にかけて境内には約5,000株のあじさいが咲き誇り「柳谷観音あじさいウイーク」が開催されます。
期間内は、戦前に古都百庭として選ばれた名勝庭園(浄⼟苑)が眺められる上書院の特別公開、限定御朱印の授与、ワークショップ、あじさいまつり、ライトアップイベントなど、あじさい観賞とともにお楽しみいただけるイベントが目白押しです。

柳谷観音あじさいウイーク

万葉の頃より愛でられ、小さな花が寄り添うように美しく咲く姿から「和気あいあい」、「家族団らん」といった花言葉を持つあじさい。境内に咲き誇るあじさいを愛でながら、皆さんに和気あいあいとした時間をお過ごしいただければと思います。
【あじさいウイーク】
■開催日時:2024年6月1日()~6月30日()9:00~17:00※完全閉門
※上書院拝観は9:00~15:00
■開催場所:柳谷観音楊谷寺(京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2)
※お寺までの公共交通機関はありません。阪急京都線西山天王山駅・長岡天神駅、JR京都線長岡京駅等よりタクシーをご利用ください。
※縁日の6月17日(月)のみ阪急西山天王山駅、JR長岡京駅より送迎用シャトルバスが運行されます。
■拝観料・志納料:
①700円(上書院除く)
②1,500円(上書院含む)※時間指定チケットをお渡しします
■開催内容・イベント・特別なおもてなし:
★あじさい回廊:建物内にあり、書院から奥之院まで続く回廊です。名勝庭園やあじさいに彩られた回廊をお楽しみいただけます。
★あじさいのみち:本堂から奥の院へと続く参道では、多種多様なあじさいを愛でながら境内を散策していただけます。
★限定御朱印・御朱印帳:仏縁朱印、切り絵御朱印、・押し花朱印、刺繍御朱印、限定御朱印帳
★上書院特別公開:毎月17日のみ公開している「上書院」を期間中特別公開(拝観料別途800円)。戦前に作庭家・重森三玲による「古都百庭」にも選ばれた名勝庭園(浄土苑)の青もみじを眼下に眺めることができます。
映画・日本のいちばん長い日(2015年監督:原田眞人)の撮影にも使われました。
新緑の景色は、現在出光興産様のCMに使用されています。
★ライトアップイベント:閉門後、完全貸切イベントを実施
実施日:6月21日(金)、22日()、23日()、28日(金)、29日(
色とりどりに咲き誇る紫陽花や、青もみじのライトアップを少人数でゆったりとお愉しみいただけます。美しいお庭を見ながら「京料理いっぷく亭」オリジナルのお弁当をご賞味ください。特別にお寺の方によるお話を聞くこともできます。
夜の帳が降りる頃、上書院の青もみじの鑑賞。三層の書院と庭園がライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な景色をお楽しみください。
①現地集合・解散プラン:おひとり様8,500円(税込)
②送迎プラン
・京都駅発着:おひとり様13,000円(税込)
・JR長岡京駅・阪急西山天王山駅発着:おひとり様11,500円(税込)
※予約・問い合わせはMKトラベルのホームページにて受付 

花手水発祥の寺

近年、SNSで話題になっているのが、手水鉢に花を浮かべる「花手水」です。「歴史と四季を感じられる聖地にしたい」、「不安な現代にご利益と共に五感を通じて心に平安を」との思いからからはじめられたのが楊谷寺の花手水です。
その美しさと季節感がメディア・SNS等を通じ全国的に広がり、全国的に知られるようになりました。
境内には、龍手水、庭手水、恋手水、苔手水、琴手水と数か所の花手水が季節の花で彩られ、参拝者の方に心の平安と安らぎを届けています。また、毎月17 日の縁日限定で、季節ごとの花を模った「押し花朱印」も話題になっています。

柳谷観音 楊谷寺ご由緒

楊谷寺は山号を立願山(りゅうがんざん)といい、通称「柳谷観音」と呼ばれており京都・西山三山(楊谷寺、善峯寺、光明寺)のひとつにも数えられております。
平安時代の大同元年(806年)、清水寺を開山された延鎮上人により開創されました。
延鎮上人は「西山にて生身の観音様に出会うことができる」という夢のお告げにより、清水寺からこの西山に入り、柳(楊)が生い茂る渓谷の岩上に生身の観音様を見つけられ、その場所に堂宇を建て観音様をお祀りし「楊谷寺」としました。
古来より眼病に霊験あらたかな十一面千手千眼観世音菩薩であることから、通称「柳谷観音」とも称され、眼病平癒の祈願所として天皇家公家の方々を初め人々の厚い信仰を集めています。
天皇家との関係も深く、寺を囲む線には天皇家ゆかりの寺の証として寺格の一番高い5本線が入っております。豊臣秀吉の側室・淀殿は観音様を深く信仰し、淀城におられる時は毎日当山の水でお顔を洗っていたと言われています。
江戸時代には、112代霊元天皇が眼病を治癒されたことをきっかけに明治に至るまで天皇家に独鈷水を献上していたと伝えられています。
113代東山天皇は、皇妃新崇賢門院(四条の局)と共に子宝・安産祈願をされ無事皇子を授かりましたが、皇子が9歳の時に崩御されたので、後に114代中御門天皇となり追善菩薩として奥之院に観音様を作られました。
そのような由縁から楊谷寺には数々の天皇家より下賜されたもの品物が納められています。
天皇家の下賜物は寺宝庫に、淀殿よりご寄進の厨子は徳川の世になった際に本堂より移され阿弥陀堂にそれぞれ納められ、あじさい祭りの際に展示を行っています。

エリア名京都西山
イベント名柳谷観音あじさいウイーク
開催日時2024年6月1日(土)~6月30日(日)9:00~17:00(完全閉門) ※上書院拝観は15:00まで
開催場所柳谷観音 楊谷寺
所在地京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
拝観料①700円(上書院除く)②1,500円(上書院含む)※時間指定チケットをお渡しします
アクセス※阪急京都線西山天王山駅・長岡天神駅、JR京都線長岡京駅等よりタクシーを利用(お寺までの公共交通機関はありません)
※縁日の17日のみ阪急西山天王山駅、JR長岡京駅より送迎用シャトルバスが運行されます。
TEL075-956-0017
URLhttps://yanagidani.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/yanagidanikannon/
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