黄檗エンジョイフェスタin萬福寺(2025年4月26日~27日)京都宇治
京都府宇治市にある黄檗宗の大本山の寺院「萬福寺(まんぷくじ)」にて、春の恒例イベント「黄檗エンジョイフェスタin萬福寺」を2025年4月26日(土)と27日(日)の両日に開催します。
地元の特産品や手作りの工芸品、京都や京阪沿線のパン屋さんのマルシェ、美味しい料理が盛りだくさんのキッチンカーの出店、高校・大学の吹奏楽部による演奏会やダンス部などのパフォーマンス、僧侶が案内する国宝プレミアムガイドツアー、クイズラリー、煎茶体験、学生さんのワークショップ、チョコペンアート体験、萬福寺の普茶料理”僧”料理長が直伝する「お料理教室」などイベント満載の2日間です。
親子で楽しんでいただけるよう、絵本やハンモックのあるフリースペースなど、専用のキッズエリアを設置します。
萬福寺の美しい境内や国宝指定の歴史的な堂宇を楽しみながら、家族や友人との素敵な休日を満喫ください。
お寺で行われるお祭りの雰囲気に包まれながら、心身ともにリフレッシュできること間違いなしです。
黄檗エンジョイフェスタin萬福寺概要
※国宝大雄宝殿
■開催日時:2025年4月26日(土)、27日(日)10:00~16:00(お寺の開門は8:45)
※雨天決行、荒天中止(一部のイベントは雨天中止)
■開催場所:黄檗宗大本山 萬福寺境内一帯
■拝観料(入場料)大人500円(高校生以上)、 小・中学生300円 ※小学生未満は無料
■アクセス:京阪宇治線黄檗駅、JR奈良線黄檗駅から徒歩5分
※当日は駐車場をご利用いただけません。公共交通機関でお越しください。
■開催内容
○ステージイベント
@本堂前のイベント会場”エンジョイステージ”
京阪電車宇治線沿線の高校および地元中学の吹奏楽部による演奏、大道芸、演奏、独奏、弾き語りなどでお楽しみください♪
※吹奏楽演奏は雨天中止、その他演奏・パフォーマンスについては小雨の場合は実施します。
【4月26日(土)】
10:10頃より
・京都文教大学 KASANEO
・京都府立東宇治高等学校 吹奏楽部
・京都翔英高等学校 吹奏楽部
・京都橘高等学校 吹奏楽部
14:00頃より
・京都外大西高等学校 チアリーダー部
・京都廣学館高等学校 ダンス部
・京都文教高等学校 ダンス部
【4月27日(日)】
10:10頃より
・和太鼓 プロ奏者 細田佳揮with奏志太鼓
・京都文教大学 KASANEO
・キッズダンス TR CREW
・京都府立東宇治高等学校 ダンス部
14:00頃より
・京都府立莵道高等学校 吹奏楽部
・京都府立桃山高等学校 吹奏楽部
※当日の進行状況により、スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。時間はあくまで目安としてご確認いただきますようお願いいたします。
※本ステージでは、出演団体・出演者の意向を尊重し、撮影および録音については禁止(関係者を除く)とさせていただきます。
○美味しいパン大集合
京都や京阪沿線のパン屋さんが萬福寺にやって来る♪
・UN JOUR(アンジュール)※4月26日のみ出店
・カジパン工房
・NAYAMACHI DONUTS 君に、あげる
・京都いたはし学園 ふしみパン工房くーペ
・Chop Chop Banh Mi(チョップ チョップ バインミー)※4月26日のみ出店
・中路ベーカリー
・パンの店HAYASHI ※4月27日のみ出店
・リーブル
・レ・フレール・ムトウ
・ベーぐる屋 自家製酵母ぱん roll ※4月26日のみ出店
○萬福寺マルシェ
キッチンカーをはじめ、飲食やハンドメイド雑貨など、約30店舗が出店します。
(一例)
・菓子寮伊藤軒 宇治平等院店
・CAFE K’s ※4月27日のみ出店
○萬福寺✕凄麺(※)境内クイズラリー
萬福寺境内7か所をめぐり、クイズに答えて素敵な商品をゲットしよう!
各日先着300名様に商品を進呈
※凄麺:ゆでたての旨さ、再現!まるでお店のラーメンのような本格的な味を追求した、ヤマダイ株式会社のノンフライのカップ麺ブランドです。
今年の2月24日には、新しい京都のご当地ラーメン「ニュータッチ 凄麺 京都伏見酒粕ラーメン」を発売開始しました。
※協力:ヤマダイ株式会社
○国宝プレミアムガイドツアー
萬福寺の広い境内を、僧侶の詳しい案内付で拝観いただけるガイドツアーです。
寺院の歴史を学んでいただきながら、国宝指定された大雄寶殿や非公開文化財の「東方丈」などを巡る特別コースをご案内します。
・開催日時:2025年4月26日(土)・27日(日)
・料金:1,800円
※当日三門にて現金払い(拝観料は別途必要)
※予約は不要です
・開始時間(各日とも):10:00~、13:00~(所要時間約50分)
・集合場所:三門前
・定員:各日各回先着15名様
○まんぷくじお料理教室
萬福寺は江戸時代、中国の僧「隠元禅師」によって開創されました。隠元禅師が中国から伝えた精進料理を「普茶料理」といいます。
萬福寺の典座和尚から、萬福寺にゆかりのあるお料理を学びます。
今回、精進食材を使った「もどき料理」の中から、鰻の蒲焼に見立てた「うなぎもどき丼」と、隠元禅師にゆかりのある「寒天」と季節の果物を使った手作りデザートを作ります。
・開催日時:2025年4月26日(土)・27日(日)
午前の部10:30~、午後の部14:00~(所要時間約1時間30分)
・申込方法:3日前までに専用フォームより要予約
・定員:各回20名(先着順)
・参加費:大人(高校生以上)2,300円、子ども(小・中学生)1,000円
※当日受付時に現金にてお支払い下さい。
※中学生以下のお子さまは保護者の方と一緒にご参加ください。
※参加費には拝観料(大人500円、小・中学生300円)は含まれていません。別途お支払いください。
・持ち物:エプロン、三角巾、飲み物
○チョコペンアート体験
パティシェと一緒にチョコペンで記念ビスケットに色々描いてみよう
・開催日時:2025年4月26日(土)・27日(日)
午前の部10:00~12:00、午後の部13:00~16:00(15:30最終受付)
※所要時間約10~30分
※予約不要先着順
・会場:斎堂(通常は非公開です)
・定員:先着50名
・参加費:500円
※当日現金にてお支払い下さい。
※参加費には拝観料(大人500円、小・中学生300円)は含まれていません。別途お支払いください。
○学生頑張るコーナー
京都文教大学企画、地域と連携した取り組みを行う大学生がワークショップや物販を行います。
学生らしさを前面に出した元気なコーナーです。
①学生広報チーム
「鯉のぼりづくりワークショップ」
鯉のぼりをつくり文化に触れよう
※4月26日・27日
②地域連携学生プロジェクト
・KASANEO
「想い出衣服ファッションショー&KASANEOフリマ」
学生が譲り受けた「想い出」のある衣服を紹介するファッションショー
※4月26日・27日
③地域連携学生プロジェクト
・商店街活性化隊しあわせ工房CanVas
「宇治橋通り商店街セレクトショップ」
宇治橋通り商店街の魅力ある商品を集めたセレクトショップを開催
※4月26日
④地域連携学生プロジェクト
・宇治☆茶レンジャー
「美味しい宇治茶の淹れ方体験」
急須で美味しくお茶を淹れるコツを大学生が伝えます
※4月27日
⑤ビジネスクリエイトサークル
京都の伝統的なお菓子「そばぼうろ」を販売します
※4月26日
その他にもまだまだあります!
○芸術エリア(絵画展示)
国宝に指定された法堂(通常非公開)にて、京都芸術高校の生徒が描いた絵画の展示をします。
○キッズエリア
お子様も楽しんでいただけるように、ハンモック・ドームテントパーク・絵本の館を設置します。
【同時開催】
○全国ナイスハートバザールin京都
全国の障がい者事業所の商品が大集合します。
全国の障がい者事業所で生産・製造された商品を展示販売し、障がいのある方々の工賃向上を図るとともに自立と社会参加を促進することを目的に開催します。
黄檗山 萬福寺ご由緒
※国宝法堂
黄檗山 萬福寺(おうばくざん まんぷくじ)は、江戸時代の寛文元年(1661年)に、中国の高僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師」によって開創されました。
隠元禅師は、中国明朝時代の臨済宗を代表する僧で、中国福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺のご住職をされていました。
その当時、日本からの度重なる招請に応じ、63歳の時に弟子20名を伴って、承応3年(1654年)に来朝されました。
宇治の地でお寺を開くにあたり、隠元和尚は寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ)」と名付けました。
当初「臨済宗黄檗派」などと称していましたが幕府の政策等により、明治9年(1876年)、一宗として独立し「黄檗宗」を公称するようになりました。
日本でいう「禅宗」は、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三宗に分類されています。
他の2つの禅宗と黄檗宗が大きく違う点として、中国的な特徴を色濃く残しているということが挙げられます。
江戸初期から中頃にかけて、黄檗宗の大本山・黄檗山萬福寺の住職は、殆どが中国から渡来した僧侶でした。
朝夕のお勤めをはじめ儀式作法や法式・梵唄(太鼓や銅鑼など様々な鳴り物を使い読まれる、黄檗宗独特の節のあるお経)にはその伝統が受け継がれており、今日の中国寺院で執り行われている仏教儀礼と共通する部分が数多く見られます。
本堂・大雄宝殿(だいおうほうでん)、法堂(はっとう)、天王殿(てんのうでん)の3棟が、中国仏教建築と日本の寺院建築を融合した独自の様式が特徴で、全国に広がった黄檗文化を象徴する貴重な建築物として高く評価され、2024年10月18日に国宝指定されました。
【国宝指定3棟の建物】
○大雄寶殿(だいおうほうでん)
萬福寺の本堂であり最大の伽藍。
日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物として、大変重要かつ貴重なものです。
本尊は釈迦牟尼佛。両脇侍は迦葉、阿難の二尊者。両脇に十八羅漢像を安置。大棟中央に火焰付、二重の宝珠。正面入口は魔除けとされる桃の実の彫刻を施した「桃戸」、左右に円窓。
上層の額「大雄寶殿」は隠元書。下層の額「萬徳尊」は木庵書。本堂内部須弥壇の上の額「真空」は明治天皇の御宸筆。
○天王殿(てんのうでん)
萬福寺の玄関として天王殿が設けられています。
中国では一般的な建て方で、四天王と弥勒菩薩と韋駄天を同様に祀ります。
X型の組子を入れた匂欄は、日本では特異なたすき匂欄で、中国で使用されているデザインです。
○法堂(はっとう)
禅寺における主要伽藍のひとつで説法を行う場所。
内部には須弥壇のみを置きます。上堂や住持の晋山式などに使われます。
須弥壇上の額「法堂」は隠元の書であり、黄檗山では唯一の楷書による大書です。
(情報提供:黄檗宗大本山萬福寺)
エリア名 | 宇治 |
---|---|
イベント名 | 黄檗エンジョイフェスタin萬福寺 |
開催日時 | 2025年4月26日(土)、27日(日)10:00~16:00(お寺の開門は8:45) ※雨天決行、荒天中止(一部のイベントは雨天中止) |
開催場所 | 黄檗宗大本山 萬福寺 |
所在地 | 京都府宇治市五ケ庄三番割34 |
アクセス | 京阪宇治線黄檗駅、JR奈良線黄檗駅下車徒歩5分 |
拝観料 | 大人500円、中学生以下300円 |
TEL | 0774-32-3900 |
URL | https://www.obakusan.or.jp/ |
https://www.instagram.com/oubakusan_mampuku_ji/ | |
https://www.facebook.com/mampukuji/ | |
YouTube | https://www.youtube.com/channel/UCnau_LHdonDyR1Qw1OOd2vA/featured |
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