京都大原 出世稲荷神社「節分祭」豊臣秀吉ゆかりの神社(2026年2月3日)
出世稲荷神社は、豊臣秀吉が関白太政大臣の位にまで登りつめた、自らの立身出世にちなみ建立した神社。
暦の上では春の始まりである立春の前日に「節分祭」が執り行われます。
節分は、春夏秋冬の各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで「季節を分ける」ことを意味しています。
なかでも春は一年の始まりとされ、特に大切にされており、冬と春との季節の分かれ目に邪気を払い、無病息災を祈願します。
節分祭は、2026年2月3日(火)に執り行われ、出世神楽奉納の後、厄除け・魔除け・災難除けの「ひいら木」の授与(初穂料2,500円)を行い、14時からは、福銭入り豆まきを行います。
【ひいら木】
平安時代頃から節分には、魔除けや厄除けとして、焼いたイワシの頭に柊の葉っぱを刺した飾り「柊鰯(ひいらぎいわし)」を玄関に飾る風習があります。
出世稲荷神社では、柊鰯の代わりに出世鈴を飾った「ひいら木」を2月の1か月間限定で授与しています。
出世稲荷神社ご由緒

出世稲荷神社は、倉稲魂命(うかのみたま)、猿田彦神(さるたひこのかみ)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)、大巳貴命(おおなむちのみこと)、保食命(うけもちのみこと)をご祭神としています。
社殿内では、六代目清水六兵衛御奉納の「御神体」、堂本印象画伯御奉納「雲龍図」を無料で公開しています。
創建は、関白太政大臣・豊臣秀吉公が、戦国時代・天正15年(1587年)に聚楽第を造営する際、邸内に日頃から信仰していた稲荷神社を勧請し、その翌年に後陽成天皇が聚楽第に行幸し稲荷社に参拝した折、立身出世を遂げた秀吉にちなみ「出世稲荷」の号を授けたと伝えられています。
聚楽第の取り壊しの後、元の場所に鎮座していましたが、江戸時代・寛文3年(1663年)に二条城西方の千本通沿い(千本旧二条付近)に遷座しました。
出世開運の神として大名・公家から庶民までの崇敬を受け、江戸時代後期には庶民が寄進した300本を超える鳥居が立ち並んでいたと言われています。
大正・昭和初期には、千本通の西陣周辺は映画興行の街として賑わい、近隣の太秦は「日本のハリウッド」とも称されされるほど映画産業が盛んであったことから、牧野省三や尾上松之助が鳥居を寄進しています。
老朽化した社殿の維持・修復が困難のため、平成24年(2012年)に、京都市上京区千本旧二条から左京区大原に移転しました。
かつての境内地(京都市上京区)近くには「出世稲荷前」というバス停留所がありましたが、大原に移転後は「千本旧二条」と改められています。
出世稲荷神社には「十種の神徳」があるとされています。
一.開運出世の福
二.衣食住の福
三.地位名望の福
四.衆人愛敬の福
五.農工商その他一切の生業に大繁栄の福
六.延命長寿と病気平癒の福
七.千客万来の福
八.武運長久の福
九.善智識の福
十.金銀財宝の福
勝負の神様・三石大神

出世稲荷神社の境内には、勝負運の神様「三石大神」が祀られています。
三石大神の御神体は、福石(右)・壽石(中)・禄石(左)の三石です。
その昔、博徒(ばくち打ち)や相場師などが中央を勝石、右方を取り石、左方を打出し石と呼び信仰していました。
現代でも勝負の神様として多くの人々が強運を祈願されています。
三石大神前にある狛犬は、江戸時代の町火消「を組」の頭であった、新門辰五郎が奉納したものです。

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
| エリア名 | 大原 |
|---|---|
| イベント名 | 出世稲荷神社節分祭 |
| 開催日時 | 2026年2月3日(火)9:00~16:00 ※福銭入り豆まきは14:00~ |
| 開催場所 | 出世稲荷神社 |
| 所在地 | 京都市左京区大原来迎院町148 |
| アクセス | JR京都駅から京都バス17・特17系統大原行、四条河原町(京都河原町駅)、三条京阪(京阪三条駅)から京都バス17・特17系統大原行、地下鉄国際会館駅から京都バス19・特17系統大原行乗車、大原バス停下車徒歩約10分 |
| TEL | 075-744-4070 |
| URL | https://syusseinari.or.jp/ |
EVENTS おすすめのイベント
-
2026/04/04 春爛漫竹の子の季節到来♪マルシェ大原野@京都西京(2026年4月~6月)
京都西山の大原野は市街地に隣接する農業地域の中で、京都市内で最大級の農地面積を誇る近郊農業が盛んなエ...
詳しく読む -
2026/05/30 嵐山東周辺・松尾周辺の寺社などを巡る!まちあるきツアーの開催(2026年5月30日〜31日&10月17日〜18日)
西京区には、歴史・文化を有する寺社等が数多く点在しています。 各エリアの魅力を広く発信するため、令...
詳しく読む -
2026/06/12 ヒマラヤの暮らしを旅して(2026年6月12日)
およそ外部の人間の侵入を許さない地形や気象に囲まれたアジア辺境の地に住む人々が繋いできた命、或いは暮...
詳しく読む -
2026/05/07 京都西山旅感プロデュース『ホテル京都エミナースから出発するコースを始めとした新緑の西山山麓ウォークラリー』
5月から6月のおすすめ 新緑とグルメと歴史散策ウォーキングコース ゴールデンウィーク...
詳しく読む
RELATED おすすめの関連記事
-
2025/12/05 京都午年<馬>パワースポット2026♪勝運&開運スポット+馬ゆかりの社寺
令和8年(2026年)は午年(うまどし)で、十干十二支では丙午(ひのえうま)にあたり、十干の「丙」と...
詳しく読む -
2026/02/27 京都大原三千院の桜♪しだれ桜&山桜と石楠花の競演 苔むす庭園で癒される
大原の里に来たなら外せない必見のスポットと言えば三千院。デューク・エイセスによる昭和41年(1966...
詳しく読む -
2026/05/20 京都 大原三千院あじさい祭(2026年6月13日~7月12日)洛北の紫陽花名所
デューク・エイセス「女ひとり」の歌いだしのフレーズでも知られる、京都大原三千院は大原の里にひっそりと...
詳しく読む -
2026/03/09 京都 知る人ぞ知る♪とっておき桜の穴場スポットでゆったりお花見
京都には、世界的にも有名な桜の名所や名刹が数多くありますが、国内外の観光客で大混雑して、お花見どころ...
詳しく読む