長岡天満宮 夏越の祓神事 茅の輪くぐり(2024年8月24日~26日)@長岡京市
菅原道真公が在原業平らと共に詩歌管弦を楽しんだ地に鎮座する長岡天満宮。道真公が太宰府へ左遷される途中、この地に立ち寄り,都を振り返って名残を惜しんだ事から「見返り天神」とも呼ばれています。
長岡天満宮では半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い、残り半年の息災を祈願する神事「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」神事として、参道の鳥居などの結界内に茅(ちがや)で編んだ大きな茅の輪を作り、それをくぐることにより心身を清め、無病息災を祈る「茅の輪くぐり」が行われます。
8月25日の「天神さんの日」に行われる“夏まつり”に合わせ、2024年は8月24日(土)から26日(月)まで茅の輪が設置され自由にくぐることができます。
期間中、茅の輪守(初穂料:500円)にて授与しています。自宅や職場の神棚や玄関、門戸などにおまつり下さい。
★長岡天満宮ご由緒
長岡は菅原道真公が御生前に在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深い地。
菅原道真公が太宰府へ左遷された時、この地にお立ち寄りになり「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故によって、公御自作の木像をお祀りしたのが長岡天満宮はじまりです。
創立年月は不明ですが、応仁の乱で兵火に罹り社殿が消失し、明応7年(1498年)に再建したとの記録が残っています。
皇室の崇敬が篤く、度々の御寄進御造営をうけ、寛永15年(1638年)には八条宮智忠親王によって「八条ヶ池」が築造されました。
堤の両側には、樹齢百数十年のキリシマツツジが多数植えられており、その見事さは我が国随一とも言われ、まるで「真紅の壁」が聳え立つかのようです。
現在の御社殿(御本殿、祝詞舎、透塀)は昭和16年(1941年)に京都の平安神宮の御社殿を拝領移築したもの。正面朱塗りの拝殿は既存の拝殿を増改築し、平成10年(1998年)秋に竣工。平成23年(2011年)に御本殿が、京都府の登録有形文化財に指定されました。
また、平成24年には祝詞舎(弊殿)、透塀、手水舎(旧幣殿)等が長岡京市の登録文化財にそれぞれ指定されました。
★長岡天満宮夏まつり
長岡京市最大級の規模を誇るお祭り「長岡天満宮 夏まつり」が今年も“天神さんの日”の2024年8月25日(日)に開催されます。
お祭りの当日、特設舞台では和太鼓演奏(北開田響太鼓)、久世六斎念仏、長岡京音頭、江州音頭などの奉納行事が行われます。夕刻からは約100店舗もの飲食や物販の屋台や夜店が出店し、祭りをさらに賑やかに盛り上げます。
また夏越の祓として茅の輪くぐりが終日行われ、心身を清め、無病息災を祈ります。夕刻より夜店や屋台が営業。
八条ヶ池水上橋では、約200個もの灯籠を並べる観光協会による幻想的な灯火事業「夏灯籠」が行われます。
夏まつりの詳細情報は下記のリンクをクリック
https://totteoki.kyoto.travel/events/11933/
(情報提供:長岡京市商工観光課)
エリア名 | 長岡京市 |
---|---|
イベント名 | 長岡天満宮 夏越の祓神事「茅の輪くぐり」 |
開催日 | 2024年8月24日(土)~26日(月) |
開催場所 | 長岡天満宮 |
所在地 | 京都府長岡京市天神2-2 |
アクセス | 阪急京都線長岡天神駅から徒歩10分、JR京都線長岡京駅から徒歩20分、または阪急バス1・12・80系統乗車、長岡天満宮前下車、7・10・11・20系統乗車、文化センター前下車 |
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