つなぐいとなみinかざんじ~つなぐ・つむぐ・つづいてゆく~@山科華山寺(11月30日)

DATE 11月30 2025 - 11月30 2025
TIME 10:00 AM - 4:00 PM

京都市山科区にある、臨済宗妙心寺派華山寺(かざんじ)にて、日本の伝統を全身で体験出来るイベント「つなぐいとなみinかざんじ~つなぐ・つむぐ・つづいてゆく~」を2025年11月30日()に開催します。
清水焼、蒔絵、京くみひも、和紙、雅楽、和太鼓など、日本の伝統産業や伝統芸能がたっぷり詰まった楽しむ・学べる・体験型イベントです。
飲食ブースもあるのでゆっくり楽しめます。清水焼や漆器のチャリティ販売もお楽しみに!
なお、各種体験教室・公演会は事前予約制となっております。教室の時間は、華山寺公式ホームページまたは華山寺イベント実行委員会公式Instagramにて公開されていますのでご確認ください。
また、各教室は人数制限がありますのでご注意ください。開催当日に空き枠があれば来寺後の受付もいたします。
ご家族、ご友人をお誘いあわせの上、ご来寺を心よりお待ちしております。
◆今すぐ各種体験教室・公演会を予約希望の方はこちらをクリック
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック

つなぐいとなみinかざんじ概要

■開催日時:2025年11月30日()10:00~16:00(9:50受付開始)
■開催場所:獅子窟 華山寺(京都市山科区北花山河原町33)
※駐車場のご用意はございません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
但し、数に限りがございますので、公共交通機関、徒歩・自転車でのご来寺に協力ください。
■各種体験・公演会予約:参加希望の方はこちらをクリック
(事前予約は11月29日15:00まで受付)
※華山寺イベント用メールアドレスでも予約を承ります。
kazanji.kouhou@gmail.com
■華山寺公式ホームページ
https://cookiewdg0213.wixsite.com/kazanji-official
■華山寺イベント実行委員会公式Instagram
https://www.instagram.com/kazanji_kouhou/
■主催:華山寺イベント実行委員会、京都陶磁器協同組合連合会
■後援・京都市、京都市教育委員会
○山科まちづくりチャレンジ応援事業対象事業

体験&講演詳細情報

【各種体験】

体験の参加は大人も子ども問わず大歓迎です。ぜひ、日本の伝統産業に見て触れて体験ください。
※体験料金の支払いは現金のみとなります。
■清水焼の絵付け体験
京都陶磁器協同組合連合会の職人さんが先生です。
清水焼の湯呑みに絵付けをして楽しもう!5色もあって何度も書き直せます。
・対象年齢:3歳以上(小学生以下要保護者)
・体験料金:1回1,000円(税込)
※エプロン持参、または多少汚れても大丈夫な服装でご来寺ください。
※完成品は一旦お預かりし、華山寺にて後日引き渡しとなります。
■京くみひも体験
宇治のくみひも会社の職人さんが先生です。
伝統的な京くみひもをひとりで編んでみよう!色んな結び方にチャレンジできます。
・対象年齢:小学生高学年以上(難易度高め)
・体験料金:1回500円(税込)
※作った作品はお持ち帰りいただけます。
■和紙折り紙体験
折り紙教室指導員の方が先生です。
伝統の和紙を使って、雪うさぎや馬など、様々なモチーフを折ってみよう!
和紙の特性を活かした作品がつくれます。
・対象年齢:小学生高学年以上(難易度高め)
・体験料金:1回100円(税込)
※作った作品はお持ち帰りいただけます。
■蒔絵(まきえ)体験
山科区御陵(みささぎ)の髙木漆工の塗師さんが先生です。
祇園祭の鉾の車輪と同じ木材で作られた千社札に漆(うるし)で絵付けをして、金粉で蒔絵を完成させてください。
・対象年齢:6歳以上(小学校低学年以下要保護者)
・体験料金:1回500円(税込)
※エプロン持参または、汚れてもよい服装でご来寺ください。
※かぶれない漆を使用しています。
★各種体験予約希望の方はこちらをクリック

【本堂内公演会】

公演、講演すべて無料でご参加いただけます。但し、事前予約の方を優先とし、満席になった場合は入場制限いたしますのでご了承ください。
■第一部(10:00~11:30)
・京都女子大学雅楽部による楽器紹介と演奏(10:00~10:30)
・狂言師 河田全休氏による狂言ワークショップと実演(10:30~11:30)
■第二部(12:00~13:00)
・ふるさとの会局長 浅井定雄氏(鏡山次郎氏)による講演会「山科の歴史」
■第三部(14:00~15:30)
・鼓羽和太鼓クラブによる和太鼓演奏(14:00~14:30)
・狂言師 河田全休氏による狂言ワークショップと実演(14:30~15:30)

【伝統を持ち帰る】

・京都陶磁器協同組合連合会より清水焼の支援販売
・髙木漆工より漆塗りのお箸の販売

【山科の厳選された飲食店】

・弘陽珈煎:本格コーヒーやジュース
・hana no 音:人気スイーツ各種
・カフェブラウニー:デニッシュパン、ホットドック・スープ

イベントへの思い

第一回のチャリティイベント「つなぐおわん in 華山寺」を経て、いち、お寺としてもっと何かできることはないか、お寺という立場で活動する上で、できることはないかと自問自答する日々を過ごしておりました。
2024年に発生した能登半島地震で衝撃を受けたのは、一夜にして“伝統の場所と人”が失われそうになる現実でした。
伝統は場所に根付くものであり、その場所に住む人々が継承してこそ伝統文化となります。
災害は一瞬で場所も人も奪います。人は大きな自然の前では本当に無力です。
しかし、伝統を残したいという気持ちがあれば、人はまたその地で復興していくのだと思います。
そして今回、このチャリティを開催するにあたり、被災地に限らず、私たちの身近な伝統文化もまた、知らぬ間に声もなく消えつつあるのではないか、という疑問と懸念が生まれました。
地域のお祭りは人手不足や担い手の減少で簡素化され、御神輿は担がれなくなり、風習も廃れていきつつあります。
けれど、伝統や風習の中にある“人の温かさ”や“繋がり・縁を大切にする力”は、
これからの変わりゆく社会の中でも変わらず大切なことだと思います。
特に京都という土地は、歴史が古く、伝統と呼ばれるもの、風習と呼ばれるものが多岐にわたります。
その環境を大切にし、伝統産業や文化を体験しながら、自分の周りや地域を改めて見つめ直せる一日にできればと思っています。

華山寺ご由緒

獅子窟 華山寺(ししくつかざんじ)は、京都山科の北花山の地にひっそり佇む臨済宗妙心寺派の寺院。
もとは天台宗でしたが、江戸時代の元和年間に尾張徳川家初代義直の外護で荒廃していたのを再興し、住持雷峰和尚の頼みで、萬治元年に御水尾上皇の内勅により愚堂を開山として臨済宗に転宗しています。
また一説では、もとは平安時代の長保元年(999年)に、藤原道長の姉栓子によって建立された慈徳寺というお寺があり、鎌倉時代初期まで存在していました。
しかし、藤原家の衰退と共に寺運も衰えていき、江戸時代の万治元年(1658年)に妙心寺の名僧愚堂が慈徳寺の旧跡を偲び、華山寺を建立したともされています。
確実な事実は、愚堂国師は万治元年、82歳の時に華山寺へ退隠し、寛文元年(1661年)10月、85歳で華山寺にて示寂。翌年朝廷から大円宝鑑国師と諡(おくりな)されたことです。
華山寺にある開山堂の下には、愚堂国師の全身のお骨が眠っており、謂わば愚堂国師のお墓であります。

(情報提供:獅子窟 華山寺)

エリア名山科
イベント名つなぐいとなみinかざんじ~つなぐ・つむぐ・つづいてゆく~
開催日時2025年11月30日(日)10:00~16:00(9:50受付開始)
開催場所獅子窟 華山寺
所在地京都市山科区北花山河原町33
アクセス地下鉄東西線御陵駅より徒歩15分、山科駅より京阪バス山科北部線乗車、北花山バス停より徒歩5分、山科駅から京阪バス鏡山循環線乗車、中道町バス停より徒歩5分
※バスは便数が少ないのでご注意ください。
チラシダウンロードはこちらをクリック
TEL075-581-8679
URLhttps://cookiewdg0213.wixsite.com/kazanji-official
X(旧Twitter)https://x.com/ssk_kazanji
Instagramhttps://www.instagram.com/kazanji_kouhou/