レストラン 百花園♪映画「国宝」撮影ロケ地になった洋食店@八幡市
レストラン百花園(ひゃっかえん)は、旧京阪国道(京都府道・大阪府道13号京都守口線)沿いにある老舗の洋食レストラン。
創業は昭和39年(1964年)、東京オリンピックや東海道新幹線の東京~新大阪間が開業した年にドライブインとして開店し親子三代に渡り営業。現在は家族や親子でくつろげる「ファミリーレストラン」として親しまれています。
今年(2025年)6月に公開された映画「国宝」のロケ地となり、主演の吉沢亮さんや森七菜さんが訪れ、食事シーンを撮影したことから、映画「国宝」ロケ地巡りのひとつとして、話題沸騰しています。
吉沢亮さんが映画のシーンの中で、実際に食べられた「ハンバーグステーキ」、森七菜さんが食べられ「オムライス」をはじめ人気メニューをご紹介。
お店の外観&店内

お店へのアクセスは、京阪電車石清水八幡宮が最寄駅です。路線バスなどの公共交通機関が無いので、徒歩かタクシー、車利用となります。
外観は昭和の雰囲気を漂わせたレトロな感じ。郊外型のファミリーレストランですので駐車場は完備されています。
建物の窓には、さりげなく映画「国宝」のポスターが貼られています。


店内は、さらに昭和の匂いが感じられるレトロ感たっぷりの雰囲気。
何となくアメリカンダイナーの感じもしています。
創業当時から変わらないU字型のカウンターと 青・オレンジのビビッドカラーの椅子が何とも言えない、いい味をだしています。
テーブル席は、うどん屋さんや定食屋さんのような、和食感のある設えです。
豊富なメニューに目移り



メニューは、グリルやフライをメインとした洋食で、王道のハンバーグ、グリルドチキン、ポークチャップなどの鉄板料理、海老フライ、ポークカツレツ、チキンカツ、魚フライなどの揚物料理、洋食定番のオムライス、ハヤシライスがあります。
その他にラーメン、カレー、焼飯、唐揚げなどの料理もラインナップしています。
定食類も豊富にあり、特に人気なのは、店名を冠した「百花園ランチ」で、ハンバーグ+海老フライと洋食の2大メニューが盛り込まれています。
それ以外にも、ハンバーグ+海老フライ+魚フライ+唐揚げ+洋食オールスターが勢ぞろいした「ジャンボ弁当」、ハンバーグ+海老フライ+串カツポークの「スペシャルランチ」があり、こちらも人気です。
また、ハンバーグ+魚フライの「半月弁当」は、ご飯と赤だしの味噌汁が付いて900円(2025年8月現在)とリーズナブル。
一部を除き、殆どのメニューが持ち帰り(テイクアウト)できるのも嬉しいところ。
看板メニュー ハンバーグステーキ



百花園の看板メニュー「ハンバーグステーキ」です。注文が入ってから、肉をこね、秘伝の特製デミグラスソースをかけ仕上げ、鉄板で提供されます。
まさに「ハンバーグステーキ」の面目躍如です。
厚みがある楕円形のハンバーグは、肉の味がしっかりとした“肉々しい”の言葉がぴったり。
デミグラスソースの味が効いたハンバーグに、名脇役の半熟目玉焼きの卵黄を絡ませて食べるのは至福のひと時。
サイドディシュには、ナポリタンスパゲティ、ピーマン、タマネギ、フライドポテトが彩りを添えています。
ハンバーグステーキは単品メニューですのでライスは別途注文になります。
こちらのハンバーグステーキに海老フライをトッピングしたものを、映画「国宝」の撮影時に吉沢亮さん演じる「立花喜久雄(花井東一郎)」が劇中で食べたメニューです。
提供できる数量が限られているので、開店同時の入店をおすすめします。
洋食の定番 オムライス



洋食のご飯物と言えば外せないのが、何と言っても「オムライス」。
子供から大人まで愛されて続けている定番メニューです。
ケチャップライスを薄焼き玉子で包んだクラシカルスタイル。具材はハム、タマネギ、ピーマン。
ケチャップではなく、自家製のデミグラスソースが掛かってるところが洋食屋さんの矜持。
ケチャップライスに食感の良いタマネギとピーマン、ハムの風味がアクセントとなり薄焼き玉子、ドミグラスソースと一緒に口に含めばより複雑な味わいへと昇華していきます。
直球ど真ん中、ストレートなフォルムと味のオムライスです。
共演の森七菜さんが、このオムライスを召し上がりになったそうです。
洋食の王道 ハヤシライス




ハヤシライスは洋食屋さんの王道メニューのひとつ。百花園さんでは、ちょっと豪華にポークヒレ肉のカツをトッピングした「ヒレカツハヤシライス」として提供されています。
ソースは、トマトの酸味の効いたさっぱりとしたソース。具材はシャキッとした歯ごたえのタマネギ、マッシュルーム、ピーマン、ご飯には福神漬けが添えられ、カップスープが付いています。
トマトベースのハヤシソースにサクッとした衣の柔らかいヒレ肉のカツが絶妙にマッチし、ご飯が進みます。
夢が詰まった「大人のお子様ランチ」



百花園の美味しいものが勢ぞろいした、大人も子供も大好きな洋食オールスターメニュー「アラカルトワンプレート」。
まさに、子どもの頃、みんなが大好きだった「お子様ランチ」の大人版。1日限定5食の提供なでの早い者勝ちです。
プレートの左サイドには、サラダ、ひと口サイズの唐揚げ、タルタルソースがたっぷりと掛かった海老フライ&白身魚フライ。
右サイドには、タコさんウィンナー、自家製のデミグラスソースが惜しげもなく掛かった、看板メニューのハンバーグ(ミニサイズ)、串カツ、トンカツ。
トンカツの下にはスパゲティナポリタンが敷かれています。
中央部には、山型のライスが洋食の山に埋もれています。
昭和レトロな焦がしプリン



デザートの代表格「昭和レトロな焦がしプリン」。
平飼いの卵、さとうきび糖、大山牛乳を用いて丁寧に作られたクラシックタイプのプリンです。
提供される銀の食器もノスタルジーを感じさせてくれます。
硬めに蒸され、しっかりとした食感、ほろ苦いカラメルは、まさに「カスタードプディング」の呼び名が相応しく、昭和世代は「これぞ!子供の頃に食べたプリン」と懐かしく思う味です。
こだわりのクラフトコーラ

コーラは「百花園コーラ」とネーミングされたクラフトコーラです。
クラフトコーラは、スパイス、ハーブ、柑橘類などの天然素材を使って作る手作りのコーラ。大手飲料メーカーのコーラとは異なり、素材の風味や個性、作られる人の個性が反映されたドリンク。
百科園コーラは、カルダモン、シナモン、ジンジャーなどの素材から作られており、洋食の油をさっぱりとさせてくれるスッキリとし、スパイスの効いた大人の味わい。
店名を冠した人気のドリンクなので売切れることも多いのでご注意ください。
来店者サービス

旧京阪国道沿いに立地しているので、殆どが自家用車での来店。
車での来店者サービスとして、本日のラッキーナンバーとナンバープレートの4桁の数字と一致した場合、料理の中からお好みの一品を無料でサービスされています。
また、運転手の方が来店当日に誕生日なら、料理の中からお好みの一品を半額で提供されています。
※運転免許の提示が必要です
徒歩で来店の場合、最寄駅の京阪電車石清水八幡宮駅前にはシェアサイクル(HELLO CYCLING)、八幡市観光協会観光案内所にはレンタサイクルがあり移動に便利です。
映画「国宝」
映画「国宝」は、李相日監督が吉田修一の同名小説を原作とし、任侠の家に生まれながらも歌舞伎の世界に人生を捧げた一人の男の激動の半生と、歌舞伎役者となる主人公の生き様を、ライバルとの友情や葛藤と共に描く、主人公・立花喜久雄の半生を描いた壮大な一代記。
主人公の立花喜久雄を吉沢亮、ライバルの大垣俊介を横浜流星が演じ、歌舞伎の伝統、血筋と才能、そして人間ドラマが重厚に描かれています。
【STORY】
後に国の宝となる男は、任侠の一門に生まれた。
この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄は、抗争によって父を亡くした後、
上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、歌舞伎の世界へ飛び込む。
そこで、半二郎の実の息子として、生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介と出会う。
正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる二人。
ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていくのだが、多くの出会いと別れが、運命の歯車を大きく狂わせてゆく…。
誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界。
血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”。
何のために芸の世界にしがみつき、激動の時代を生きながら、世界でただ一人の存在“国宝”へと駆けあがるのか?
圧巻のクライマックスが、観る者全ての魂を震わせる。
【映画国宝公式サイト】
https://kokuhou-movie.com/
(とっておきの京都プロジェクト事務局)
| エリア名 | 八瀬 |
|---|---|
| スポット名 | レストラン百花園 |
| 所在地 | 京都府八幡市八幡池ノ首14-1 |
| 営業時間 | 10:00~15:30(LO15:00)日曜・祝日お休み |
| アクセス | 京阪電車 石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)駅下車、徒歩約20分 |
| TEL | 075-631-3306 |
| https://www.instagram.com/hyakkaen1964/ | |
| X(旧Twitter) | https://x.com/Gj6Qq |
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