城南宮「お涼み神楽」~たそがれ時の神遊び~2023年7月20日(京都伏見)
城南宮(じょうなんぐう)は、平安遷都の際、都の守護と国の安泰を願い、平安京の南に創建された古社。工事安全・転宅・旅行・交通安全など方角の災いを除く「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれています。
お涼み神楽は、例祭の日にあたる7月20日に、夕涼みを兼ねて宮参りをする風習から始まった行事。拝殿を囲む提灯に明りが灯り、夏の宵の風情が増すころ、神楽殿の表舞台で福笹を手にした巫女が鈴の音さやさやと祓神楽を舞い、疫病退散、招福開運をお祈りします。参拝者は社殿の前に供えられた「方除安全」、「無病息災」祈念の2本の氷柱に触れ暑気を払い願い事をします。参道には多くの夜店、屋台・露店が立ち並び、夏の夜のひととき、賑わいを添えます。
お涼み神楽の斎行について
■開催日:2023年7月20日(木)18:00~20:00まで 、15分毎(20:00最終)
■開催場所:神楽殿表舞台
※観覧自由、撮影自由
※豪雨の時は終了を早めることがあります
■福笹と御守りの特別授与:初穂料1,000円
■夜店出店:17:00~20:30
<参拝の方へのお願い>
駐車場は夕刻より混み始め、満車の状態が続きます。ご来社には、公共交通機関をご利用いただきますようご協力をお願いします。
城南宮ご由緒
平安京遷都(794年)に際し、都の安泰と国の守護を願い、国常立尊(くにのとこたちのみこと)を八千矛神(やちほこのかみ)と息長帯日売尊(おきながたらしひめのみこと)に合わせ祀り、城南大神と崇めたことが城南宮の創建と伝えられます。城南宮とは「平安城」の「南」に鎮まる「お宮」の意味です。
平安時代後期には、白河上皇や鳥羽上皇によって、城南宮を取り囲むように城南離宮(鳥羽離宮)が造営されて院政の拠点となると、城南宮は離宮の鎮守として一層崇められ、9月の城南祭では神輿行列に加え、流鏑馬や競馬(くらべうま)も行われ大いに賑わいました。幕末の鳥羽伏見の戦いでは、城南宮の参道に置かれた新政府軍の大砲が轟いて始まり、錦の御旗が翻って旧幕府軍に勝利すると新政府軍の軍勢は城南宮の御加護によって勝利を得られたと、御礼参りに訪れました。城南宮は「方除の大社」と仰がれ、引越・工事・旅行の安全、厄除を願う全国の人々から、日々の暮らしの守り神と、篤く尊崇されています。
(掲載日:2023年7月7日 情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
エリア名 | 伏見 |
---|---|
イベント名 | お涼み神楽 |
開催場所 | 城南宮 |
所在地 | 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7 |
アクセス | 地下鉄烏丸線・近鉄京都線竹田駅下車徒歩15分、竹田駅より南1・南2・特南2・南3系統乗車、城南宮東口下車徒歩3分。京都駅より市バス19系統乗車、城南宮下車徒歩2分 |
開催日時 | 2023年7月20日(木)18:00~20:00 |
拝観料 | 境内自由(神苑は有料) ※神苑はシーズンによりエリアと拝観料が変わりますので城南宮HPにてご確認ください |
URL | https://www.jonangu.com/ |
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