大原三千院の紅葉♪杉苔と紅葉コントラスト美の庭園(京都大原)

京都大原三千院は、山号は魚山(ぎょざん)といい、天台宗の寺院で天台宗五箇室門跡のひとつ。 門跡(もんぜき)とは皇室一門や公家の方が出家して住職を務める寺院で、皇室と関わりのある格式高い寺院とされています。 ご由緒は、伝教大師・最澄が比叡山東塔南谷(とうとうみなみだに)の山梨の大木の下に一宇を構えたことに始まり、慈覚大師円仁に引き継がれ、最雲法親王入室により、平安後期以降、皇子皇族が住持する宮門跡となりました。 デューク・エイセスの1966年(昭和41年)のヒット曲「女ひとり」の歌いだしの歌詞でで一躍脚光を浴び、全国的にその名が知られている大原の里を代表する古刹。 三千院の代表的な風景と言えば宸殿前の池泉回遊式庭園「有清園(ゆうせいえん)」。青々とした苔と杉木立の庭に往生極楽院(重要文化財)が建ち、内陣には阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩の阿弥陀三尊像(国宝)が安置されています。

【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月上旬~中旬 呂川に架かる魚山橋の袂から、緩やかな石段のあたりが最初の紅葉スポット。こちらで記念写真は参拝客の方の定番です。 さらに石段を上った「桜の番場」から、三千院の入口・御殿門(ごてんもん)にかけても紅葉が続きます。 何といっても見どころは「有清園」です。青々とした苔と杉木立の庭に往生極楽院(重要文化財)が建ち、内陣には阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩の阿弥陀三尊像(国宝)が安置されています。 春は石楠花(シャクナゲ)、夏は青もみじ、冬は雪景色に彩られそれぞれに美しい風景をみせてくれますが、何と言っても秋の紅葉の時期が白眉。 杉苔の緑、カエデの紅葉が織りなす緑色や赤色、橙色のコントラストは、都会の喧騒を忘れさせてくれる、身も心も洗われるような美しさです。 紅葉の時期にあわせ、2023年10月28日(月)~11月28日(木)に「もみじ祭り」が開催されます。 期間中、秘仏のお不動様「秘仏出世金色不動尊」が御開扉されます。

(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)

エリア名 大原
スポット名 三千院
所在地 京都市左京区大原来迎院町540
拝観時間 9:00~17:00(11月は8:30~17:00、12月~2月は9:00~16:30)
拝観料 大人700円、中学生・高校生400円、小学生150円
アクセス JR京都駅から京都バス17・特17系統大原行、四条河原町(京都河原町駅)、三条京阪(京阪三条駅)から京都バス17・特17系統大原行、地下鉄国際会館駅から京都バス19・特17系統大原行乗車、大原バス停下車徒歩約10分
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