モデルコース・伏見

もとは、源氏物語の主人公「光源氏」のモデルと伝わる源融の別荘。関白・藤原道長が譲り受け、その子頼通が1052年に寺に改め「平等院」と命名した。境内に創られた「阿宇池」は、極楽浄土のイメージに欠かせない水面。

1661年、中国の僧・隠元によって創建された黄檗宗の大本山。中国風の建築様式と相まって、広大な境内には異国的な雰囲気が漂う。情緒ある回廊や、現在も時刻を告げるのに使用される大きな魚の形をした開板(カイパン）は、フォトジェニックスポット。

酒処・伏見の酒造りと日本酒の歴史を紹介。館内では日本酒の飲み比べ体験ができ、販売もされている。伏見城の外堀だった宇治川派流に沿って、酒蔵や伝統ある建物が並び、ノスタルジックな雰囲気を楽しめる。

華やかな香り、豊かなコクを楽しみながら、造りたての「京都麦酒」が飲める店。併設されている黄桜記念館では、日本酒とカッパの歴史がわかる資料やパネルがズラリと並ぶ。昔懐かしいCMも、ボタンひとつで再生可能。

伏見城を築城した豊臣秀吉によって、伏見城の城内に移され鬼門の守護神として信仰された御香宮神社。本殿の横には、名水百選として有名な「御香水」が湧き出ており、持ち帰ることもできる。

伏見の日本酒をとことん味わいたい人には、納屋町商店街の「伏水酒蔵小路」で楽しめる「18蔵のきき酒セット」がおすすめ！伏見で、18蔵の日本酒が揃うのはここだけ！他にも、納屋町商店街には伏見ならではの個性豊かなお店が軒を連ねる。