11月3日(水・祝)から14日(日)までの間、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)の観光キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」の一環として『ひかりの京都キャンペーン』を開催。安祥寺では、ひかりの京都キャンペーンにあわせて、初めて夜間特別拝観を実施、同時に昼間特別拝観も同時開催いたします。「京都が元気を取り戻す日」と「疫病の収束」を願う “希望の灯り”で、京都の街と人々を照らす をコンセプトに京都の街を盛り上げ、人々がもう一度京都へ訪れてくれる事、京都の魅力を思い出してくれる事を願いつつ、竹灯籠が見せる幻想的な京都の秋の夜をお楽しみください。
山科疏水沿いにひっそりと佇む、通常は非公開の寺院。平安京遷都から約50年後に創建された由緒ある古刹で、江戸時代に再建された堂宇が今に伝わります。今回、初となる夜間特別拝観を開催。竹灯籠の揺らめきが自然に溶け込み、夜の境内はお寺の荘厳さや山の静けさを一層感じられます。
安祥寺は高野山真言宗に属する寺院で平安時代の嘉祥元年(848年)、藤原順子皇太后により建立発願、弘法大師の孫弟子にあたる恵運僧都が創建。最盛期には山科一帯の山野に広大な寺領を有し、上下両所の大伽藍をはじめ、塔頭の坊舎七百余宇が建ち並んでいたと伝えられています。江戸時代に観音堂、多宝塔、地蔵堂、大師堂、青龍社などが再建され、現在の伽藍配置となっています。特別公開では、本堂の十一面観音菩薩立像(重要文化財)や、今秋に修復が完了した鎮守 青龍社御宝殿、木造五智如来坐像(国宝・京都国立博物館に委託)が祀られていた多宝塔跡などを拝観いただけます。
観音堂内部に祀られている本尊・十一面観音菩薩立像(国指定重要文化財)は奈良時代に遡る半丈六の巨像として貴重な遺品。榧木の一木造りで漆箔仕上げ。像高は252.5cm、台座を含めた総高は311.5cm。頭部は小さく、やや腰高でしなやかな姿、衣紋など非常に質感豊かな像です。寺伝には奈良時代の山岳修行者越智山泰澄の作とされますが、安祥寺創建以前の造像であり伝来については不明とされています。
(掲載日:2021年10月28日 情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
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