光明寺の紅葉♪カエデに染め上げられた錦繍の「もみじ参道」長岡京

報国山光明寺(こうみょうじ)は、西山の麓に佇む西山浄土宗(せいざんじょうどしゅう)の総本山。
平安時代の承安5年(1175年)、宗祖円光大師・法然上人が日本で最初に念仏の産声を上げられた立教開宗の地で、正親町天皇から「浄土門根元地」の綸旨を受けました。
法然上人の弟子で源平合戦の活躍し、源頼朝をして「日本一の剛の者」と言わしめた熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)が、鎌倉時代の建久9年(1198年)に法然上人ゆかりの粟生広谷の地に御堂を建立し、法然上人から「念仏三昧院」の寺号をいただいたのが光明寺始まりです。
2009年にJR東海の「そうだ京都、行こう。」秋のキャンペーンのテレビCMで紹介され、光明寺の紅葉が全国に知られることになりました。
紅葉の美しい時期に「紅葉の特別入山」を実施し、通常非公開の堂宇や寺宝が特別にこう開催されます。
※光明寺および近隣には駐車場がないため、個人で拝観される場合は公共交通機関をご利用ください。

【紅葉の見どころ】※見頃は例年11月中旬~下旬
最大の見どころは「もみじ参道」と呼ばれる、総門から左手に分かれる参道沿いの紅葉。
約200mの参道両側には約250本ものカエデの古木が続いており、まるで錦を纏ったような美しい紅葉のトンネルとなります。
紅葉終盤には参道が敷きモミジで覆われ一層美しさを増します。
特に参道途中の「薬医門」周辺は光明寺で一番人気のフォトジェニックスポットです。
もみじ参道は江戸時代の嘉禄7年(1854年)に法然上人の第650回蓮生忌に整備されたものです。
また、表参道の通称「女人坂」のなだらかな石段を登りつめた御影堂あたりも紅葉の見どころのひとつ。
御影堂前から眺める表参道の紅葉はスケール感じさせる風景。
紅葉の時期の特別入山では、通常非公開の観音堂の特別公開、信楽庭(しんぎょうてい)拝観、もみじの間特別公開、光明寺寺宝展が行われます。

スポット情報

エリア名長岡京
スポット名光明寺
所在地京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
アクセスJR長岡京駅(西出口)、阪急長岡天神駅より阪急バス20・22系統乗車、旭が丘ホーム前下車徒歩5分
阪急京都線長岡天神駅、西向日駅から徒歩約30分
※光明寺および近隣には駐車場がないため、個人で拝観される場合は公共交通機関をご利用ください。
拝観時間9:00~16:00(16:30閉門)
拝観料紅葉の特別入山期間:2024年11月16日(土)~12月8日(日)
大人1,000円、中高生500円
TEL075-955-0002
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(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)