松尾大社 ひなまつり♪松風苑・曲水の庭「流しビナ」2025年3月2日(京都西京)
松尾大社(まつのおたいしゃ)は、平安遷都以前の飛鳥時代に創建された京都最古の神社のひとつで、酒造の神様として全国の醸造家から厚い信仰を集めています。
お子様の成長と幸福を祈願するひなまつりを2025年3月2日(日)に斎行します。
神事の後、松風苑の曲水の庭では雅楽の調べと共に「流しビナ」の行事、引き続き参集殿にてマジックショーを行います。
どうぞお気軽にご参列ください。皆さまのご参加お待ちしております。

ひなまつり概要
■開催日時:2025年3月2日(日)9:30~11:30頃
■開催場所:松尾大社(京都市西京区嵐山宮町3)
■式次第
(9:30)受付開始
(10:00)祭典斎行
・拝殿にて、御祈祷・祝詞の奏上・巫女による「豊栄舞(とよさかのまい)」
(10:30)流しビナ
・松風苑「曲水の庭」にて子供たちが名前や願い事を書いた短冊を水路に流します
(11:00)マジックショー
京都の大学生マジシャン 「びたみん好井」さんによるマジックショー

※雛人形イメージ
ひなまつり(上巳の節句)
旧暦の3月3日は「上巳の節句(じょうしのせっく)」と言われ五節句のひとつ。
古代中国では旧暦の3月最初の巳の日である上巳の日に無病息災を願い、穢れを祓い清める厄祓いが行われていたことが由来とされています。
桃の花が咲くことから、中国では桃の木が邪気を祓い、子孫繁栄をもたらし、桃の実が不老長寿をもたらす仙木とされていたことから「桃の節句」とも呼ばれています。
日本では、古代から禊祓(みそぎはらい)の考えがあり、木の葉や板などを人の形に見立てた「人形(ひとがた)」に自分の姿を描き、穢れを人形に移して川に流す風習がありました。
中国から伝わった上巳の節句と日本の風習が混ざり合い、日本ならではの「上巳の節句」となりました。
平安時代以降、貴族の子女が御所を模した御殿や飾り付けを紙や布の人形を使った遊びを「ひいな遊び」と呼び、それが「ひな人形」へと変化していきました。
江戸時代初期、京都御所で雛祭りが催されたことをきっかけに、江戸城の大奥では豪華な「雛人形」を飾る、ひな祭りが行われ、その風習が地方や庶民へと広まり、ひな祭りは「雛人形」を飾り、女の子の健やかな成長や幸せを願って行われる春の伝統行事となりました。
松尾大社の「ひなまつり」では神事の後、松風苑の曲水の庭で、雅楽の調べとともに「流しビナ」の行事や、お子様向けの楽しい催し物などを行います。

松尾大社ご由緒
松尾大社は京都市内中心部から桂川を渡った西に鎮座しており、平安神宮を中心に、東(青龍)が八坂神社、北(玄武)が上賀茂神社、南(朱雀)は城南宮が守護し、西(白虎)は松尾大社が守護しています。
また「賀茂の厳神(げんしん)、松尾の猛霊(もうれい)」と称され、皇城守護の神として尊崇されている、京都において最重要な神社のひとつです。
松尾大社のある西京の地では神話の時代より酒造りが行われており、室町時代末期以降は「酒造第一祖神」として崇敬されるようになりました。
卯の字は甘酒、酉の字は酒壺を意味していると言われ、酒造りは「卯の日」にはじめ、「酉の日」に完了する慣わしがあり、11月上卯(かみのう)日には醸造安全を祈願する「上卯祭(醸造祈願祭)」、4月中酉(なかのとり)日には醸造完了を感謝する「中酉祭(醸造感謝祭)」が行われ、日本各地の酒造関係者が参集します。
境内には全国の名だたる酒造会社から奉納された酒樽が並んでおり、その光景は圧巻です。境内にはお酒の資料館もあり、無料で見学ができます。
松尾大社の庭園・松風苑(しょうふうえん)は、昭和を代表する作庭家・重森三玲(しげもりみれい)の設計で「曲水の庭」、「上古の庭」、「蓬莱の庭」の三庭からなり、重森三玲氏の遺作となった傑作庭園です。



(情報提供:松尾大社)
| エリア名 | 西京 |
|---|---|
| イベント名 | 松尾大社 ひなまつり |
| 開催日時 | 2025年3月2日(日)9:30~11:30頃 |
| 開催場所 | 松尾大社 |
| 所在地 | 京都市西京区嵐山宮町3 |
| アクセス | 阪急嵐山線松尾大社駅下車すぐ、京都駅から京都市営バス28系統または京都バス73・ 83系統乗車、松尾大社前下車すぐ、京阪三条から京都バス63系統乗車、松尾大社前下車すぐ |
| TEL | 075-871-5016 |
| URL | https://www.matsunoo.or.jp |
| https://www.instagram.com/matsunootaisha.official/ | |
| https://www.facebook.com/profile.php?id=100064603995754 |
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