御香宮神社「御香宮神能 蝋燭能」2024年9月23日開催(京都伏見)
伏見・桃山・向島地区の産土神で、日本第一安産守護之大神として広く崇められている御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)にて、御香宮 神能「蝋燭能(ろうそくのう)」が2024年9月23日(月祝)に開催されます。
御香宮神能は室町時代より約600年から続く伝統神事で、連綿と神能が奉納され続けています。蝋燭の淡い光が灯る能舞台で、幻想かつ幽玄な雰囲気で能、狂言、仕舞が演じられます。
◆チラシのダウンロードはこちらをクリック
■催名:御香宮 神能~蝋燭能~
■開催日時:2023年9月23日(月祝)18:30~20:30 ※開場17:45
■開催場所:御香宮神社 能舞台
■入場料:
A席:前売券4,000円/当日券4,500円
B席:前売券3,500円/当日券4,000円
※学生はA、B席共に1,000円割引
当日窓口で学生証によりご本人を確認させていただき返金いたします。
■チケット予約:下記リンクからご予約ください
https://form.run/@sinno-ticket
■演目・狂言「察化」茂山千五郎、能「半蔀」杉浦豊彦
■問い合わせ:御香宮神社(075-611-0559)
御香宮神能~蝋燭能~
修祓之儀
仕舞
葵上 浦田保親 須磨源氏 大江信行
地謡 河村浩太郎 塚本和雄 深野貴彦
狂言「察化」
太郎冠者 茂山千五郎 主人 山下守之 察化 網谷正美 後見 井口竜也
~休憩十分~
火入之儀
ご挨拶 御香宮神社 三木善隆
能 「半蔀」
里女・夕顔の霊 杉浦豊彦 僧 有松遼一 所の者 井口竜也 太鼓 河村凛太郎 小鼓 林大和 笛 左鴻泰弘
後見 松井美樹 大江信行 地謡 河村浩太郎 深野貴彦 松野浩行 田茂井廣道 浦田保親 塚本和雄
附祝言
【あらすじ】
・察化
田舎に住む主人が連歌の会の講師を都に住む伯父に頼もうと太郎冠者を使いに出す。
ところが太郎冠者は伯父の住まいも顔も知らない始末。これに目をつけた都のすっぱが伯父になりすまし、まんまと主人の家に入りこむが・・・。
察化(さっか)とはすっぱ (詐欺師)の名前。
・半部(はじとみ)
紫野雲林院の僧が夏の修行の間、仏に供えた花の供養を行う。
すると一人の女が現れて花を供える。僧が女に名を尋ねると五条辺りの者、とだけ言って花の陰に姿を消す。
所の者から光源氏と夕顔の物語を聞き、その女は夕顔の霊であろうと聞いた僧は五条辺りへ行き『源氏物語』の昔を偲んでいると半蔀を押し上げて夕顔の霊が現れる。
夕顔の霊は源氏との恋の思い出を語り、舞を舞うが夜明けの鐘とともに半部の中へ消えるのだった。
■座席表:
A席:正面前列および中列のお席です
B席:脇・中正面と正面後列のお席です
※A席・B席ともにそれぞれの区画にて自由席となりますので、予めご了承ください。
御香宮神社ご由緒
神功皇后を主祭神とし、夫の仲哀天皇、子の応神天皇ほか六神をお祀りしています。神功皇后の神話における伝承から「日本第一安産守護之大神」として信仰を集めています。
創建の年は不詳で当初は「御諸神社」と称しましたが、平安時代の貞観4年(862年)9月9日に、境内から「香」の良い水が涌き出たことから、 清和天皇より「御香宮」名を賜りました。
豊臣秀吉は天正18年(1590年)、願文と太刀を献じ天下統一の成功を祈り、伏見城の築城に際して、城内に鬼門除けの神として勧請し、社領三百石を献じました。
その後、徳川家康は慶長10年(1605年)に、京都所司代板倉勝重を普請奉行として元の地に本殿を造営し、社領三百石を献じました。現在の表門は伏見城の大手門を移築したものです。
慶応4年(1868年)の正月、伏見鳥羽の戦の折には、官軍(薩摩藩)の本営(屯所)となり、伏見奉行所に置かれた幕府軍(会津藩・新選組)と激しい戦闘となりましたが幸いにも戦火を免れました。
例年10月上旬に執り行われる「神幸祭」は、伏見九郷(石井<いわい>・森・船津・即成就院・山・北尾・北内・久米・法案寺の各村)の総鎮守の祭礼とされ、古来より「伏見祭」と称せられ、今も洛南随一の大祭として聞こえています。
また「花傘」が神社に多く参拝するのが有名で、別名「花傘まつり」とも称せられています。
(情報提供:とっておきの京都プロジェクト事務局)
エリア名 | 伏見 |
---|---|
イベント名 | 御香宮神能~蝋燭能~ |
開催日時 | 2024年9月23日(月祝)18:30~20:30 ※開場17:45 |
開催場所 | 御香宮神社 能舞台 |
所在地 | 京都市伏見区御香宮門前町174 |
アクセス | 京阪本線伏見桃山駅、近鉄京都線桃山御陵前駅下車、東へ徒歩すぐ |
料金 | A席:前売券4,000円/当日券4,500円、B席:前売券3,500円/当日券4,000円 ※学生はA、B席共に1,000円割引(当日窓口で学生証によりご本人確認のうえ返金) |
お問い合わせ (予約) | 075-611-0559(御香宮神社・8時~16時) |
URL | https://gokounomiya.kyoto.jp/ |
https://www.facebook.com/Gokoguofficial |
EVENTS おすすめのイベント
-
真言宗大本山 隨心院にて「はねず踊りと今様」を2025年3月30日(日)に開催いたします。 はねず...
詳しく読む -
京都西山の大原野は市街地に隣接する農業地域の中で、京都市内で最大級の農地面積を誇る近郊農業が盛んなエ...
詳しく読む -
西京区民ふれあい事業実行委員会、西京区役所および洛西支所では、多世代の区民が集まり交流が生まれる「西...
詳しく読む -
大原女姿で新緑の大原を歩きませんか?春の大原女(おおはらめ)まつり期間中の恒例企画として「大原女時代...
詳しく読む
RELATED おすすめの関連記事
-
令和7年(2025年)は「巳年(みどし)」で、十干十二支では「乙巳(きのとみ)」の年にあたります。 ...
詳しく読む -
京都の多く社寺では、暦の上では春の始まりである立春の前日に毎年「節分祭」が開催されます。節分は春夏秋...
詳しく読む -
伏見にある知る人ぞ知る桜の隠れ寺「墨染寺(ぼくせんじ)」。この寺の桜を知っていれば相当な京都ツウ。寺...
詳しく読む -
日本三大酒どころのひとつとして知られる「伏見」は、豊臣秀吉や徳川家康により伏見城が築かれ、江戸時代は...
詳しく読む